大学などで、専門的な分野を専攻していない場合、企画を提案すると言ってもどの様にすれば良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。企画に一番必要な力は「提案力」と言われています。もちろん、提案だけではなく、細かい要素まで考える事が出来る分析力や計画力も必要です。ここでは、「提案力」を強化するために読んでおきたい本を紹介していこうと思います。
実務入門提案力を磨く!~企画力提案力をトレーニングする本
その名のとおり、実務的な提案力を磨くための単行本です。この本の特徴は、なんと言っても誰でも提案力を身に付けられるように構成が考えられているところです。どんな小さな企画の提案であっても、ある一定の法則に従って考えていく事でそれが実現できるのです。具体的に述べると、まず、問題発見や問題提起を行います。そして、それを構造化する事で企画の形となる基礎を作り上げます。
さらに、それを解決するために仮設を構築し、構築した仮設を本当にそれ解決出来るかという検証を行います。そして最後に、提案型の企画書を作成する訳です。加えてここに、5W1Hという要素を加える事で現実に即した提案となり、インタレストや期待成果、また環境分析指標の「6C」を当てはめていく事で、ただの提案にワンランク上の提案力を重ねる様な力をみつける事が出来るのです。
Amazon.co.jp: 実務入門 提案力を磨く!―「企画力」「実行力」をトレーニングする本: 亀井 敏郎: 本
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勝てる企画力・提案力が自然と身に付く本
この本は、企画力・提案力をあげていくにはまずは「体質改善」を行う事を進める本となっています。体質改善と言っても文字通りの意味ではなく、ビジネス生活習慣の体質改善です。今、マーケティングにおいても企画においても、残業代が出ない事は当たり前ですし、プロセスは一切評価してもらえず結果だけ、成果だけを求められるという非常に厳しい時代となっています。
この様な社会で、一企業のビジネスマンとして生き残っていくためには、企画・提案スキルを上げる事が一番の近道、というコンセプトが元となっている本です。企画力・提案力を上げれば当然ながら企画書の質が向上され、またそれに付随するプレゼンの力も挙げる事が出来る様になる本です。
この本のもう一つの特徴は、沢山の図解が用いられている事。人間は、目から取り入れる情報がかなりのウエイトを占めますから、目からも学ぶ事が出来る、また初心者でも解りやすい本に仕上がっている事が、お勧めしたい理由です。
Amazon.co.jp: 「勝てる」企画力・提案力が自然と身につく本 [仕事の現場に効くビジネスサプリ]: 藤木 俊明: 本
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以上、「提案力」を強化するために読んでおきたい本を紹介してきました。場数を踏むことも大切ですが、まずはここで紹介した本を読んで、知識を身につけることから始めてみてはいかがでしょうか。
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