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仕事の「やりがい」を失うかもしれない…と思った時にとるべき3つの行動

Shingo Hirono

2014/04/09(最終更新日:2014/04/09)


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by alant79
 仕事にやりがいを感じることができるのは、とても素晴らしいことです。単なる生活の糧としてだけではなく、仕事自体にやりがいを感じることができるのであれば、毎日の生活は充実した素晴らしいものになっていきます。

 しかし、時には忙しさや困難に直面してやりがいを見失いそうになってしまうこともあります。そんな時は一体、どうすればよいのでしょうか。今回は、仕事の「やりがい」を失うかもしれない…と思った時にすべきことを紹介します。

1. 仕事から得ているものを再認識する

 仕事にやりがいを感じているのは、仕事をすることによって様々なものを得ているからに他なりません。もしも、やりがいを失いそうになってしまったら、一度立ち止まってもう一度仕事から得ているものは何か、ということをを見つめ直してみましょう。給料、笑顔、感謝の言葉、名誉、達成感、仕事で得ているものといっても様々な種類があり、何を得て喜びややりがいを感じるかは人によって異なります。

 今までの仕事を振り返って何を得てきたのかを見つめ直し、仕事のやりがいが自分にどれだけのものを与えてくれたのかを考えてみてください。

 仕事から得ているものがかけがえのない物であると再認識できれば、再び仕事に対するやりがいを取り戻すことができますし、今の仕事にやりがいが無いとわかれば、転職するという選択肢も生まれます。まずは、やりがいの源となるものを見つめ直すことが重要でしょう。

2. 仕事を辞めたときのことを想像してみる

 もし仕事を辞めたら自分はどうなるのか、そのことをイメージすれば仕事のやりがいを客観的視点から考えることが可能になります。仕事を辞めた自分に新たなやりがいは生まれるのか、もし失うとしたら他の方法で代替可能なのか、別の仕事でも同じようなやりがいは得られるのか。仕事を辞めた自分をイメージすることで自分自身を見つめ直すきっかけになり、やりがいに対しても考えるチャンスになるでしょう。

 やりがいは時として自覚しにくくなってしまうものです。同じような状態が続けば感覚がマヒしてしまい、目の前にあるやりがいを見逃してしまうこともあります。仕事を辞めた自分をイメージするという作業は、もう一度改めて目の前にあるやりがいを自覚するための作業でもあるのです。

3. やりがいの種類を考える

 やりがいと一口に言っても様々な種類があります。お金や名誉、地位や権力といった客観的で具体的なやりがいもあれば、感謝の言葉や笑顔、改善した環境や目標の実現など内面的な充足感に当たるものも立派なやりがいです。

 どんなことにやりがいを感じるかは人によって異なります。どれだけ感謝されてもお金や昇進といった結果が伴わなければやりがいを感じない人もいれば、報酬は安くても自分の納得のいく仕事ができればやりがいを感じない人もいます。自分がどんなことにやりがいを感じるのか、ということは案外自覚していないもの。自分がどんな状態の時にやりがいを感じるのかということを自覚すれば、失いかけたやりがいを取り戻すのは難しいことではないでしょう。


 仕事のやりがいは重要ですが、やりがいとは誰かに与えられるものではなく自らが見出すべきものです。もし仕事の「やりがい」を失うかもしれない…と思っているならば、それは自分自身が原因かもしれません。もう一度仕事との関わり方を見つめ直し、再びやりがいを感じられるように努力することが重要になります。

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