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【新入社員必読!】企業が新入社員に対して研修を行う平均的な期間

Erika Kinoshita

2014/04/15(最終更新日:2014/04/15)


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 書類審査や多くの面接と試験を乗り越え、内定を勝ち取った新入社員の人たちを次に待ち構えているのが企業が行う研修です。研修の期間や時期は会社によって様々です。入社前から行われる研修や、入社後に行われる研修もあります。入社前後の両方の研修を行う企業もあれば、どちらかだけを行う企業もあります。期間も企業により様々です。

 研修により、新入社員は本格的に業務を行う前のウォーミングアップをすることができ、十分な知識を学ぶこともできます。ここでは、企業が新入社員に対して研修を行う平均的な期間について述べていきます。

企業の規模による

 新人のための研修にどれくらいの時間を割き手間をかけ行うのかというのは、企業の規模によるところが大きいです。また業種によっても違いが出てきます。大きい規模の企業であればあるほど予算が多く取れるために、期間や手間をかけることができます。

 日本の企業の半分近くが1ヶ月以内の研修期間を設けているというデータがあります。よって、平均的な研修の期間は1ヶ月以内と言えます。

 規模の小さな企業では、入社を実際にした後に1週間から2週間程度の研修期間があり、初めの1週間はそれぞれの部署の役割や業務内容の理解、その後の1週間は実際の配属先となる職場での研修という例もあります。

研修の種類による

 入社前に研修を行う企業のに多いのが、通信教育の教材によるレポート提出や添削問題などの形式です。そして入社後には、さらに1ヶ月近く業務に関する勉強会などの研修が設けられている企業もあります。

 研修期間が数ヶ月と長期に及ぶ業種は、技術職や金融業界に多く見られます。これは、一般的な職種よりも専門的な知識が要求される職場であることが要因でしょう。

 また、入社後の研修も勉強会・企業見学・集合研修・実習・合宿など形式は様々です。集団や合宿形式で行われる研修が多いのが、サービス業や営業職の職種です。これらの仕事は、人とのコミュニケーション能力が高いことが望まれる職種です。そのため、実際に集団の中に身をおいてその中で自分をほかの人にどう伝えていくのかといったコミュニケーション能力を磨く期間が設けられるのです。

 また、営業職などは特に精神的にも体力的にも強くなければならないため、合宿内で体力づくりのためのマラソンや、長距離のウォーキングが研修内容に含まれていることがあります。

 入社前に企業が行う研修があるかないかによって、研修期間はさらに延びていきます。研修は大変なものが多いですが社会人になるための第一歩ですので、前向きに頑張っていきたいですね。


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