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仕事の「やりがい」を感じる時と次の仕事のモチベーションへと上手く繋げる方法

Shingo Hirono

2014/04/09(最終更新日:2014/04/09)


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by familymwr
 仕事のモチベーションを高めるのは、「やりがい」です。どんな仕事であれ、やりがいを感じることができなければ、仕事のモチベーションを高めることはできません。やりがいを強く感じるからこそ、「よし、これからもがんばろう」という気になるわけです。では、どんな時に「やりがい」を感じることができるのか。それを次の仕事に生かすにはどうすればいいのか。その2点について、話していきます。

仕事に「やりがい」を感じる時

 「この仕事をしていて良かった」と、やりがいを感じるのは、何と言っても自分が担当した仕事の成果がはっきり認識できた時でしょう。1つのプロジェクトを成功させたり、営業マンが営業目標を到達させたり、上司から依頼された仕事を完成させたりなど、1つの仕事がゴールに到達し、しかもその成果が上がった時に、人は仕事の「やりがい」を感じます。

 ここで考えなければならないのは、その成果について評価するのは自分でもあり、他者でもあるということ。つまり、自分では「うまくできた」と満足できても、それが他者から評価されなければ、「やりがい」と感じることはできないのです。自分では良くできたつもりなのに、上司や他の人は評価してくれないのでは、ただの自己満足ということになってしまうでしょう。

 社会人にとっての仕事というのはそういうものです。趣味の領域では「下手の横好き」ということも許されます。下手だからこそ、かえって楽しいということもあるでしょう。しかし、仕事ではそうはいかないということを認識しておく必要があります。自分でも満足し、同時に他者からも高い評価をしてもらえて始めて、仕事に「やりがい」を感じることができるのです。

次の仕事のモチベーションにつなげる方法

 では、そうして得られた「やりがい」を次の仕事のモチベーションにつなげるにはどうしたらいいか。様々な方法がありますが、ここでは「成果メモ」をおすすめします。仕事のスケジュール管理のための表や手帳とは別に、「成果メモ」のための専用ページを作るか、別の手帳を用意すると良いでしょう。そのページや手帳には、成果を上げられた仕事についてのみ、記載していきます。

 仕事のタイトル、内容、どんな成果が得られたか、どういうところが自分でうまくいったと思うか、どういう工夫や努力が成果をもたらしたか、さらに上司や先輩、あるいは仕事関係者からどんな評価を受けたかなどについて、記録するのです。これはつまり、自分で作る自分の「成績表」のようなもの。しかも良い成績ばかりを記載するわけです。それを折に触れて見返してみましょう。次の仕事に対するモチベーションは、自然に高まるはずです。

 
 おすすめした「成果メモ」は、たとえば仕事に行き詰まったり悩んだりしたときにも、自分を励まし、モチベーションを高めてくれる「応援団」になってくれるでしょう。「プラス思考」のためのテキストでもあるのです。

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