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気持ちの切り替えが下手な人が連休明けの仕事前にやっておくべき「復習」と「予習」\

Shingo Hirono

2014/04/08(最終更新日:2014/04/08)


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by pshutterbug
 ゴールデンウィークや夏季休暇、年末年始休暇が終わって仕事を再開する時は、だれでもなかなかエンジンがかからないもの。特に気持ちの切り替えが下手な人は、いつまでも休み気分が抜けきらず、仕事がスムーズに進まないこともあるでしょう。オンとオフの切り替えの下手な人にとって、連休明けの出勤日は大変つらい1日になると思います。では、どうしたらうまく気持ちを切り替えて、仕事をスムーズにスタートさせることができるか。おすすめしたいのが、仕事前の「復習」と「予習」です。

仕事前の「復習」

 まずやっておくべきなのが、仕事の復習。心の中の時間を連休前に戻して、その時点で仕事がどこまで進んでいたか、残している仕事は何だったかについて確認するのです。頭の中でなんとなく思い出すよりも、残っている記録や資料にあたって、目で見える形で復習したほうがずっと効果的。

 忘れていることもあると思うので、できるだけ細かく、具体的にチェックしましょう。また復習することによって、連休前に意識が戻り、仕事を再開しやすくなるのです。気持ちの切り替えが下手な人は、きちんと復習することをしないで、いきなり仕事を再開してしまう傾向が強くあります。それではうまくエンジンがかからないですし、ミスにも繋がりやすいのです。

仕事前の「予習」

 復習したあとは、予習です。連休後の仕事について、するべき仕事のメニューを作り、優先順位を考えて仕事のスケジュールを立てるのです。この場合もただ頭のなかで整理するだけでは効果が薄くなります。パソコンを使うなり、紙に書いてみるなりして、必ず可視化するようにしましょう。

 復習がしっかりできていれば、適切なスケジュール表ができるはずです。自分で作ったそのスケジュールに則して仕事を進めていく。そうすれば、最初の仕事に取り組みやすくなりますし、先の仕事も見えているわけですから、よりスムーズに進めることができるのです。

 最初の仕事がスムーズに始められさえすれば、自然に気持ちは切り替えられます。大切なのは行動です。頭の中で「ああでもない、こうでもない」と考えていても気持ちを切り替えることはできません。とにかく行動を起こしてしまうこと。そのために、綿密な予習が必要でもあり、有効的な方法なのです。


 復習と予習はいつどこで行えばいいか。「連休最終日に自宅で」というやり方はおすすめできません。冒頭にも述べたとおり、気持ちの切り替えの下手な人は、オンとオフのコントロールがうまくできないのですから、「自宅」というオフ空間で、仕事の準備をするのは無理があるのです。

 そこでおすすめしたいのが、連休明け初日はいつもよりも早く出勤すること。そして、会社のデスクで復習と予習をすることです。仕事の量と種類にもよりますが、30分か40分あれば、十分できるはず。短時間に集中して行い、その流れの中で仕事に入っていくことが大切なのです。

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