仕事で失敗をしてしまうと、多くの人がそれを重く受け止めるものです。中には「失敗をまったく気にしない」という人もいるでしょう。しかし自分が成長していくためには、むしろ失敗を真摯に受け止め、ある程度落ち込むことも時には必要なのではないでしょうか。しかし、いつまでも落ち込んでばかりいたのでは、仕事が前に進みません。ではどうしたら気持ちを切り替えて、次の仕事に集中することができるのか。ここでは2つの切り替え方を紹介し、基本的な考え方を話していきます。
小さな失敗の場合は「おまじない」を唱える
仕事の失敗には小さなものとそうでないものがあります。その「サイズ」によって、気持ちの切り替え方は変わってきます。まず、日常的に起こりうる小さな失敗の場合の対処法から紹介しましょう。失敗したとき人間はつい、「大したことない」と自分に言い聞かせたり、「早く忘れて次へ進もう」と考えてしまいがち。しかし、忘れようと思えば思うほど、その失敗のことが頭から離れないというのが人間心理なのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、「いそがしい、いそがしい」と口の中で唱えることです。「自分はいそがしい。しなければならない仕事が目の前にたくさんある。1つの小さな失敗にいつまでもつきあっていられるほど、自分はヒマ人ではない」という気持ちに、そのおまじないによって自ら切り替えるのです。「忙しい、忙しい」と唱えながら次の仕事を始めると、いつのまにか、失敗のことは忘れているはず。
小さくない失敗は、「儀式」で心の清算をする
小さくない失敗をしたときは、より気持ちは落ち込みますし、あとに尾をひいてしまうもの。その場合は「儀式」で心の清算をするといいでしょう。この場合も、無理に「忘れよう」としないこと。逆に、あえてその失敗をクローズアップしてみるのです。失敗の内容をメモ用紙に書いてみましょう。そして、その紙をじっと見つめます。心が痛むでしょうが、あえて凝視することが大切なのです。
凝視したあとで、その紙をくしゃくしゃに丸めるか、びりびりに破ってゴミ箱に捨てましょう。目の前にあった失敗が、その瞬間消えたわけです。この儀式はつまり、一度強く再認識したマイナスの記憶を、手で丸めたり破ったりして廃棄することで、「心のケリ」をつける方法。心のわだかまりは、そのままにしておいても、なかなか消えてくれるものではありません。そこで、目に見える形にし、実際の行動で「消失」を実感するというわけです。
大切なのは、どんなサイズの失敗であれ、それが「取り返しのつかないもの」ではないと認識すること。過去を振り返ってみてください。これまで、数多くの失敗をしてきたことでしょう。しかし、そのどれも人生を左右するものにはなっていないはず。人間にとって、取り返しのつかない失敗はそうはないものです。そう考えると、気持ちを切り替えやすいのではないでしょうか。
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