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マーケティング用語として押さえておきたい「Differentiation 」の意味

Ryu

2014/04/06(最終更新日:2014/04/06)


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by 闇月千瞳
 ビジネスシーンで使用するマーケティング用語には様々なものがありますが、その多くは英語表記であったり省略されていたりして、よく意味がわからないという場合は多々あるかと思います。

 ここでは、そんな難しそうに見えるマーケティング用語を解説していきたいと思います。今回は「Differentiation」です。

Differentiationの意味

 英語の文章などによく記述されている単語として「Differentiation」というものがあります。これは日本語に訳すと「差別化」となります。差別化というと、誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。

 差別化とは、自社製品・サービス独自の価値を提供するために他社製品・サービスと違った価値を示すことを言います。当然ですが、市場に既に出回っている価値と全く同じものを後から出しても間違いなく勝ち目はありません。

 自社独自の強みを活かして他社にない差別化を図ることによって、その市場で戦っていくことが出来るのです。

Differentiationの種類

 また、一言で差別化と言ってもどのような部分で差別化を図るのかというところで、いくつかの種類があります。差別化とは、「製品・サービスの差別化」「広告手段の差別化」「販売促進油断の差別化」「流通経路の差別化」「生産技術の差別化」などといったように、大きく幾つもの分類分けが出来ます。

 新商品や新規事業を考える時にただ漠然と「差別化」と考えるのではなく、自社の強みや独自性はどこにあるのか、その市場においてまだどこも手を付けていないところはどこなのかといった内部・外部分析をしっかりと行った上で、差別化をするポイントを明確にする必要があるのです。

 そうすることによって、その後の差別化戦略においてもブレること無く戦略を積み重ねていけるようになることでしょう。
 
 「Differentiation」とは日本語の文章ではあまり出てきませんが、英文には普通に出てくる単語です。ニュアンスではなく、きちんと意味として理解しておくようにしましょう。

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