新入社員が最初に経験する研修にどう取り組むかということは非常に重要です。ここできちんと取り組んでいるかどうかが、その後の成長力に繋がるでしょう。今回は、新入社員が研修に取り組む際に意識すべきことについて紹介していきます。
1. 周りに流されないこと
兎にも角にも、研修にどのように取り組むかが重要です。よくありがちなのは、周りの雰囲気に流されるということがあります。つまり、周りの人がただ聞くだけで特にメモも取っていないようであれば、自分一人が必死にメモを取るというようなことがやりづらく感じたりするというものです。
逆に周りが必死に講師の話に耳を傾け、メモを取っているような雰囲気であれば、自分もそれに負けじと必死になると思います。そこで、自分自分がそんな存在になるべく研修に取り組むことを勧めます。これは、いずれリーダーシップを取るということにも繋がっていきますので、そのための訓練としても捉えた方が良いでしょう。
2. 研修で取ったメモをきちんとまとめておく
さて、課題に取り組むにあたり、まず最初にすることは、研修で取ったメモや記録を整理しておくことです。つまり、理解度を上げておくということです。課題への回答も様々な形があることと思いますが、自分の意見を求められるような内容のことであれば、本質をきちんと捉えているような内容にすべきです。
そのためには、上っ面の知識ではなく、そこから深く本質まで掘り下げた考えが必要になるので、研修で得た知識は体系づけて整理し、その本質部分にまで思考を深めておくことが必要になります。そこから、自分はどんな意見を持つのかという形で課題に答えていけばよいでしょう。
3. 疑問点もあえて記す
課題に答えるということは、どんな形にしろ自分なりの答えで埋めなければという感がありますが、わからないことはわからないなりに、具体的に、どのような点で引っかかっているのかと、途中までの思考の記録を添えることが大事です。
ただわかりませんでは、いけません。課題への取り組みに対する評価は、そのプロセスをも見ているということを意識しておくと良いでしょう。
4. まとめ
課題にどのように答えるのか、その評価のポイントはどこにあるのかを知っておくことは大切です。単に答えを求めているわけではなく、研修にどう取り組んでいたのか、そして課題に対してどのように取り組んだのか、その内容に対して評価されるということを知っておくべきです。つまり、物事に取り組む姿勢と思考の深さを、課題から読み取っているのだと意識しておくことが大事です。
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