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数値の把握にはうってつけ!マーケティング・リサーチの手法である「観察法」の意味とポイント

Takeshi Sugiuchi

2014/04/29(最終更新日:2014/04/29)


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by fusion-of-horizons
 マーケティング・リサーチの用語の中に「観察法」という言葉があります。「観察法」と言っても、一体どういった意味か分からない人も多いのではないでしょうか。そこで、今回はマーケティング・リサーチの用語として知っておきたい「観察法」の意味について紹介します。

実際に測定することでマーケティングに必要な「数字」を調べる

 「観察法」とは調査対象者、対象の行動パターンや会話の内容を観察し、物事の真の姿を理解しようとするマーケティング・リサーチにおける1次データ収集方法の一つ。具体的には交通調査量や店舗来客数の量の調査などがこれにあたります。人力で数えることや、ビデオカメラの撮影で測定する方法、サイトならアクセス数が増えているのかをアプリで計測するなど、様々な手段が挙げられます。

原因をセットで考えるのがポイント

 観察法は物事がどのように変化しているのかを知るための方法です。そのため、数字などで視覚的に調査できる対象については効果的に使えるでしょう。

 しかし、参加者やアクセス数などの表面的な数字が分かる半面、それがなぜそうなっているのか、原因やその時の心理などは分かりません。マーケティングでは数値だけでなく、その原因を突き止めることで初めて、その数値を有用に扱うことができます。そのため、ただ数値を調べるだけでなく、なぜそのような結果になったのかを合わせて考える必要があるでしょう。


 マーケティングにおいて、観察法で参考にするデータを集めることは欠かせません。それぞれの状況にあった観察法でマーケティングに活かせる情報を集めてください。

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