- 目次
- +KPI(業績評価指標)
- +社員満足度
組織運営における重要な課題の一つが、組織の活性化です。常に組織の活性化を意識して運営していくことが、最終的な利益につながっていきます。では、組織が活性化しているかどうかを知るにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、組織が活性化しているか調べることが出来る指標について解説します。
KPI(業績評価指標)
KPI(業績評価指標)とは、組織の業績や目標の達成度合いを定量的に計る指標です。KPIを使用することで主観を交えることなく客観的に目標達成度を計ることが可能になり、従業員に対する公平で公正な評価が可能になります。組織が特定の目的を目指して進んでいる場合、その目標の進捗度合いを測定することが最も重要な課題と言えるでしょう。しかし、目標の種類によっては途中段階での評価が困難なものや進捗度合いを知ることが難しいものもあり、そういった場合は従業員に対する正しい評価を下すことができなくなってしまいます。KPIは主に製造業の現場で目標の進捗度合いを測定する適した指標です。従来は測定困難だった目標に対しても、進捗度合いの測定が可能になるため、従業員は自分の仕事ぶりを正しく評価されているという自覚が生まれ、組織の活性化へとつながっていきます。
社員満足度
社員の仕事に対する意識を知ることができるのが社員満足度です。目標達成が難しくても仕事にやりがいを感じていれば満足度は高くなり、好業績でも仕事に対して納得がいかなければ満足度は低くなります。社員満足度は従業員と仕事とのかかわりを知ることができ、労働環境や職場の雰囲気、人間関係といった組織内の状況を知るのに適した指標と言えるでしょう。社員満足度の結果が良い会社は働きやすく仕事に対する満足度が高い職場ということになり、社員満足度調査の結果が悪ければどんなに好待遇であっても辞める社員が増える環境の悪い職場ということになります。
ここでは、組織が活性化しているかどうか調べるための指標を紹介しました。組織の活性化はなかなか実感しにくいので、指標を使って測るようにしましょう。
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