グローバル化が進む現代では、ビジネスにおいて英語は避けては通ることのできないものになりつつあります。ある日突然、上司がアメリカ人になったなんていうことも、珍しくなくなるかもしれません。また、就職の面接や入学試験の際にも、高い英語力が身についていれば、必ず自分のプラスになります。英語の力を図る試験の一つとしてTOEFLをピックアップし、勉強法をする上でのスケジュールについて紹介していきます。
・まずは、単語力を身につける
リーディングの際にも役立ちますが、単語力があれば文章の大体の内容がつかめることが多くなります。逆に、単語力が乏しいと、長文を読解していても、途中でつまずき内容がわからなくなってしまうことがあります。
なので、単語力は絶対に身につけましょう。何冊もの単語帳に手を出すのではなく、1冊の単語帳を何度もやることが大切です。とはいっても、単語の数は非常に多く、覚えても覚えても、試験中にわからない単語が出てくるかもしれません。
こういった場合の対策としては、語根の意味を理解する方法が有効です。英単語の語根を理解することができれば、わからない単語が出てきたとしても、こういった意味ではないかという推察能力が身につけられます。
・次に、長文問題に強くなるコツをつかむ
TOEFLのリーディングは、時間配分が勝敗を分けます。リーディングの問題の大体の文字数は、800文字程度の文章です。これを読み終えた後に、付随する問題を解き、すべてを20分以内で終わらせる必要が出てきます。800文字もの始めてみる長文を読み、内容をすべて理解し、暗記しておくということは、ほとんどの人が不可能です。
なので、長文は、さっと読み、必要な部分のみをピックアップするということが大切です。英語の文章には、決まりがあることを利用します。トピックパラグラフ、トピックセンテンスを重点的に読みます。英語の文章は、最初のパラグラフやセンテンスにパラグラフ内などで一番伝えたい要点をまとめて書くという決まりがあるのです。
最初に要点を記し、その後にそういった意見や結果になる原因や、具体例などを記していくのです。問題自体も、要点がつかめているかどうか、また要点に関する原因などを問う問題が多いので、これがつかめていれば、問題がスムースに解けるようになります。問題で聞かれている内容も、どこの段落を見たらいいのかというのが、すぐにわかります。
以上が、TOEFLのリーディングの勉強の順番です。TOEFLの問題は、独特なものなので、過去の問題集は数多く解いておくことをお勧めします。過去問に強くなれば、大体の傾向がつかめるはずです。
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