名刺交換はビジネス上の繋がりを作る上で、とても重要です。しかし毎日、多くの人々との名刺交換をしていても、次に繋がらなければ意味がありません。次に繋げていくためには、名刺交換をした翌日にメールを送るのが効果的。では、名刺交換の翌日にメールを送る時、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
たくさんの人の中での名刺交換の場では…
自分が相手に印象を残したい、また名刺交換をしていただいた感謝の気持ちを伝える手段として、翌日にメールを送る事は大切なマナーです。マナーとして、次のようなことを意識しましょう。
・件名には、昨日、どの機会で出会ったかがわかるように書く
・相手の名前には、名刺に記載されている通りの会社名、肩書をつける
・文頭に、簡単な自己紹介と、昨日の相手との出会いがどのようなものであったか、感謝の気持ちを書く
相手は、昨日の同じ場で、たくさんの人と名刺交換をしていることが予想できます。その中で、昨日、面と向かって挨拶をしたのだから大丈夫とばかりに、名刺交換をした昨日のシチュエーションや、自分の会社名やかかわりを記載しないと、相手はすぐにピンとこないかもしれません。相手に自分を思い出させるという、その労力を使わせないという配慮が大切なのです。
また件名には出会った場所、機会を明記し、文頭には簡潔に自己紹介を述べることで、相手に自分を思い出してもらい、昨日の場でのシチュエーションを思い起こさせることができます。そして、出会えてよかったという気持ちを込めて、丁寧にお礼のメールを送ることで、きちんとした人間だという印象を与えることができるでしょう。
今後につなげる期待と関係性を
かといって、名刺交換したお礼のメールだけでは、読んだ相手も、流してしまうほかありません。やはり、今後につながる期待感を相手に持たせることが、ビジネスにおいては大切です。相手に、メリットがありそうな相手だとインプットさせるには、名刺交換翌日の迅速なアプローチが効果的。
そのためには、自分と相手の関わりにおいて、どのような関連があり、そのような商談においてプラスになりそうか、どのような事を提案してきたいか…などを、ある程度具体的かつ簡潔に書いて、期待とポジティブな提起を今後に残すようにします。ただし、積極的すぎても、相手も面喰ってしまう可能性もあるので注意しましょう。
名刺交換の場で大切なこと
名刺交換の場で大切なことは、ビジネスにおいての双方の関係性を理解するということでしょう。相手と自分のビジネス上での可能性は、どんなことかを、名刺交換の場でリサーチできると良いでしょう。その内容によって、翌日のメールは、具体的な可能性を伝えてもよいですし、相手が興味を持つことを書き添えることができます。
そして、やはり一番大切なマナーは、相手からメールをいただくよりも先に、こちらからメールを送ることです。また、昨日の名刺交換が自分にとって有益であったという気持ちを伝えるメールを送ることが大切なのではないでしょうか。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう