身だしなみのチェックは出来ていますか。「当たり前です」と答える人がほとんどでしょう。新入社員の時から、身だしなみによって好感度は大きく変わり、営業職や販売職であれば会社の印象にも影響することは幾度となく教わっていることでしょう。しかし、出来ているようでいて出来ていないのが身だしなみ。以下で、チェックポイントを解説していきますので、朝礼時に身だしなみチェックを行う際などに取り入れていきましょう。
1. 髪型やスーツのシワなど全体的な印象をチェック
まず、始めに髪の毛のセット状態を確認しましょう。寝癖が残っていたり、セットした髪型が朝の通勤ラッシュで乱れているケースもあります。その後、スーツの肩部分と首元を前と後ろから見ていきます。フケなどが落ちているのは不潔な印象になりますので、よく注意してみましょう。
そして上半身に目を配り、ネクタイの結び目などが大きすぎないか小さすぎないか、曲がっていないか、そしてワイシャツに汁こぼれなどはないかもチェックしていきます。その後、スーツのプレス(折り目)は効いているか、シワなどは無いかチェックしていきましょう。シワに関しては、特によく見るべきです。ジャケットの裾は電車の立ち座りの際などにも乱れやすく、シワになりやすい部分でもあります。
さらにスーツのニオイをチェックします。スーツは、汗のニオイや食べ物、そしてタバコの臭いなどをためやすいので注意が必要です。最後に、少し遠目から見て全体的なバランスや着くずれなどはおきていないかを確認します。
2. 顔回り等を念入りにチェック
顔回りで言うと、重点チェック部分は目元、耳、鼻、口です。目ヤニや耳の汚れをチェックして、その後鼻毛が出ていないか、汚れは無いかをチェックしていきます。細かな汚れは本人でもなかなか気づけない部分なので、朝礼時にペアでチェックする際には十分チェックしてもらいましょう。そして口臭も忘れずに。口臭は歯磨きだけでは抑えられません。食事の影響や疲れ等口の渇きからくる交渉、胃腸の不調による口臭など様々です。
またタバコやコーヒーを嗜好品として好んでいる人はニオイが口に残りやすいので特に気をつけましょう。自分で見て判断できないのが口臭で、日によっても状態が変化するので一番念入りチェックする部分といっても過言ではありません。口の中の渇きが気になる際は、マメに水分を取るようにペットボトルの飲み物を携帯したり、エチケット用品を持ち歩くなどの工夫をしましょう。
そして指元や爪先の確認も行いましょう。爪に垢がたまっていないかをチェックしていきます。こうしたケアは不意に発覚するケースも多いので、ケア用品などを携帯したりデスクに置いておくようにすれば安心です。
朝礼で身だしなみのチェックをペアで行うのは、第三者目線のチェックという目的もあります。他人からどう見られているかを確認する大事なことですので、厳しくチェックしましょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう