HOMEビジネス 朝礼の発表に対する苦手意識を克服する方法 —— 大切なのは「準備」と「自信」

朝礼の発表に対する苦手意識を克服する方法 —— 大切なのは「準備」と「自信」

Shingo Hirono

2014/04/04(最終更新日:2014/04/04)


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by Jocey K
 朝礼で意見を発表する際には、高い発言力が求められます。と言うのも、朝の時間というのは、多くに人にとって、メールチェックや1日のスケジュール確認、場合によっては昨日の残務処理など、やらなければいけないことが多くあるからです。また、営業現場であれば、顧客から朝イチで電話がかかってくることもあれば、午前中に出かけるアポイントの準備もあったりします。

 こうした状況の中で朝礼時に、まとまりの無い話やあまり有益とは思い難い話をダラダラと述べてしまう人は、割と少なくありません。今回は朝礼の発表が苦手な人に向けて、それを克服する方法を解説していきます。

1. 事前準備に時間を十分割く

 朝礼に限らずプレゼンテーションなど、人前で話をすることが得意な人であればあるほど、その準備を怠りません。名プレゼンターという人ですら、何十回、何百回とリハーサルをしているのです。朝礼で意見発表をするのが苦手な人は、まずこのことを十分心に留めておきましょう。誰しも、急に人前で話せるようになることはありません。

 そして次に、自身の意見内容を事前に精査する際のポイントとして、「誰に、何を、どう伝えたいのか」「聞き手に最終的にどんな状態になってもらいたいのか」という切り口で何度も何度も熟考するということです。これらの作業は日々のくせ付けが大事になります。朝礼の発表ネタだからと言って、会社のデスク前に張り付いて残業して何日も考えることではありません。日頃から、物事を深く考え、考えたことを他人に伝える際にはどんな話し方をするのが、ベストなのか分かるようになれば、朝礼発表の苦手意識も克服されるはずです。

2. 周囲の目を見て大きな声で自信を持って話す

 発表等のスピーチの基本は、まずは相手の目を見ることです。相手の目を見ることで、見られた側にも緊張感が出てしまいます。「自分は見られているのだな」という意識が働き、ちゃんと話を聞くようになるのです。

 次に、大きな声で自信を持って話すこと。小さな声でもごもごと話をしては、聞き手は何を言っているかを聞き取るのに苦労します。内容がわからなくなれば、聞くことを諦めてしまうことは目に見えています。普段から「声が小さい」とよく指摘される人は、いつもの倍程度の大きさで話をするよう心がけましょう。そして話しをするときは堂々と背筋を伸ばし、時に身振り手振りも使いながら話をすることが大事です。

 前述の「事前準備」の話にも関連しますが、自信というのは外見に滲み出るものとも言えます。「あれだけ考えた内容を発表するのだ」という実際の行為こそが、自信を作っているとも言えるのです。


 以上、朝礼の発表が苦手な人が克服する方法になります。すぐに克服できるものではないですが、常に意識して常に取り組んでいけば、必ず克服できるはずです。

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