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転職面接の自己PRで自分の強みとして「計画性」を押し出す時のポイント

Tobayashi

2014/04/03(最終更新日:2014/04/03)


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 面接で自己PRをする時に「計画性」をアピールする人はたくさんいます。しかし、企業にしてみれば、計画性があることは仕事をする上で当たり前なことなのでアピールされても心が動くことはそうありません。

 大切なことは、アピールの方法が他の人と比べて光るものがあるかどうか、またその計画性を仕事でどのように活かせるかということです。面接官の目に留まる自己PRのポイントを考えてみましょう。

計画性は長所でもあり短所でもある

 計画性があることは、仕事をする上で大切な要素です。ある目標やプロジェクトを成功させるためには、ただがむしゃらに進むのではなく計画を立て順序良くコツコツと実行することが必要だからです。

 面接時に計画性をアピールするには、今までの経験や実績の中で自分の計画性がどう役立ったかを具体的に伝えることが大切です。「計画的に〇〇しました。」だけではありきたりな自己PRになってしまうので、「〇〇のためにどのような計画を立て、どのように実行していった」ということを、順を追って話せるとよいでしょう。 

 また計画性があることは、計画が崩れると焦ってしまったり、無理やり計画を押し通そうとしたりする短所と捉えられる場合もあります。自分でその点を理解していて、それを克服するために努力していることなども一緒に話せると良いですね。計画性だけでなく自分のアピールポイントには長所も短所もあるということを分析し、短所は改善しようと努力していることも、自己PRに盛り込めるようにしましょう。 

計画性を仕事に活かす

 自己PRは、自分のアピールポイントを面接官に伝えられる絶好の機会です。面接官はきちんとコミュニケーションがとれるか、前職の経験が自社で活かせるか、仕事に活かせるアピールポイントを持っているかなどを見極めています。

 その時に計画性をアピールするのであれば、「前職で自分の計画性のもと、どのような仕事が成功したか」「新しい職場では計画性をどのように活かし、会社に貢献したいか」などをより具体的に話せば、平凡な自己PRとは少し違ったアピールができるでしょう。 

流れを作って具体例を話す

 面接の自己PRでより具体的に、分かりやすく「計画性」があることを伝えるためにはしっかりと流れを作って話すことが大切です。具体例はいくつも挙げるのではなく、絶対に伝えたい一つのことを話します。

 まず初めに、何を成功させるために計画性をもって頑張ったかという結論を述べ、その次にその計画に基づいてどのように実行したかを具体的に挙げます。途中、うまくいかないことがあった場合は、そのことも正直に話してそれを克服するためにどのように計画を立て直したかを伝えるのです。そして、改善した計画を実行した結果どのような成功があったかという順番で話をしていきます。 

 この内容をいきなり話そうとすると、伝えたいことがたくさんで混乱してしまう危険があります。事前に必要な事柄を書き出し、整理しておくことが大事です。自己PRといっても、自分の言いたいことだけを伝えるのではなく、志望企業のことを考えている上での自己PRであるということを忘れないでおくと良いですね。

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