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ビジネスマンには付き物である「栄転」と「転勤」の違い

Tobayashi

2014/04/03(最終更新日:2014/04/03)


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ビジネスマンには付き物である「栄転」と「転勤」の違い 1番目の画像

転勤と栄転の違い 

 転勤とは、例えば今まで東京の本社で勤めていた人が大阪の支社で働くようになる、という様に、同じ会社に勤めながらも単に働く場所を変えるものです。

 対して栄転は、職位が上がっていく転勤のことをいいます。栄転とは、転勤する事で自分の職位が上がっていくものです。例えば、東京本社では係長だった人が、大阪の支社に課長として異動する、というようなものです。

 どちらも同じような響きですが、その中身は異なるので使うときには混同しないように気を付けましょう。

栄転と転勤は喜びが違う

 栄転すれば自分の役職も上がり、それに付随して給料にも反映されていくので相応の嬉しさが伴う訳です。そのため、転勤に伴う精神的な負担で自分が辛くなるよりも喜びの方が上に行くという訳です。もちろん、転勤の場合が必ずしもマイナスであるというわけではありません。転勤の場合も職場環境の改善や給与体制の変化などがあり、その人にとってはプラスに働く可能性も十分に考えられます。

 ただし、栄転によって役がつくようになれば、働いただけの賃金に結びつかない事もありますし、役がつけば責任範囲も上がります。当然ながら会社側が求めている事も増える訳ですから、上の立場に上がっていこうという野心的なものを抱いていない場合には、大変さや苦しさの方が栄転する喜びよりも上回る人もいるでしょう。

 大切な事は、自分が出来る事と出来ない事をしっかりと見極める事です。当然、栄転する人はそれだけ経験も踏んでいるのですから、背伸びしようとしないで今の自分が出来る事を冷静に判断する事が大切であり、それこそが栄転を成功させるコツかもしれません。

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