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朝礼でコミュニケーションを活性化させるために取り組むべき2つのコト

Shingo Hirono

2014/04/03(最終更新日:2014/04/03)


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朝礼でコミュニケーションを活性化させるために取り組むべき2つのコト 1番目の画像
by Kaplan International English
 朝礼でよく言われる問題点は、「マンネリ」や「ただ順番で今日の抱負を話すだけ」といったことです。確かに、朝礼は朝の業務開始時に行わなければ朝礼にならず、ある程度決まった時間に決まったメンバーで行われるものためマンネリ化してしまいがち。

 ですから、朝礼を意義あるものにするには、そこでコミュニケーションを取る、あるいは業務に有効なものとする、ということが必要となります。ここでは朝礼でコミュニケーションを活性化させるために取り組んでみたいことについて考えてみましょう。

1. 他人の業務を自分が報告する

 例えば、朝礼で今日の抱負を述べるというのは、もちろん自分のことです。そして人間は、自分のことを話すということについては緊張や不安を覚えるものです。そしてそれが朝礼の日になると憂鬱感を覚え、朝礼に対するイメージの悪さにつながります。挙句の果てには、朝礼で自分のことを話すのが嫌で、休んでしまうといった人もいるほど。人間には得意・不得意があるのです。

 そんなときは、「自分のことではなく、他人のことを報告する」というシステムにしてみてはいかがでしょうか。例えば前日にマネージャーが、「Aさんのプロジェクト進捗状況をBさんが報告する」と決めてしまうのです。するとAさんは自分自身には話す義務がなく、BさんはAさんという他人の報告をすることになります。この「自分のことを話さなくてよい」、または「他人のことを話せばよい」ということは、AさんとBさん両方の心理面での圧迫感をかなり和らげてくれるはずです。

 そして、その二人はメールなどではなく、前日に進捗について「話」をしてBさんがAさんの話をできるようにすることを義務付けるのです。このことで二人の間で情報が共有化され、かつBさんはAさんの業務を理解することにもつながります。

 そしてこれを毎日ランダムに繰り返すのです。これにより、参加者の心理負担の軽減と業務の情報共有、コミュニケーションに一役買うのではないでしょうか。

2. 朝礼の進行役をその場で決め、必ず複数にする

 朝礼は往々にして、進行役は一人と決まっており、その人が進行して決まった誰かが報告や連絡をするというのが一般的。この一方通行的な流れが朝礼を儀式化させてしまっているのです。では、今度は進行役を複数人にし、当日の進行役をその場で決めてみてはいかがでしょうか。

 例えば、朝礼の最初に、「今日はCさんとDさんが進行です」と決めるのです。その二人は何の準備もなく進行役になるため、最初はぎこちない進行になるでしょう。台本もあるわけではないので、コントのようになるかもしれません。ただ、一人ではないという安心感はあるはずです。そして話す間合いや、次はどちらが切り出すかなど、お互いを意識して進めることになるでしょう。

 そのことで今まで意識しなかった相手の良さや癖などがわかるかもしれません。また、あまりのぎこちなさに上司などから突っ込みが入るかもしれませんが、それはそれで楽しいシーンになるのではないでしょうか。


 朝礼のコンテンツ自体を高めるのはなかなか時間もかかり、定着しにくいものです。よってこのように、朝礼の進行方法という枠組みを変えてみるのも、コミュニケーションの活性化ということを考えると、なかなか面白いのではないでしょうか。

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