上司や担当者、プロジェクトリーダーなどの確認が必要な書類には、印鑑を押す位置が複数ある場合が多い。
そういったとき、左側から押印するのか? 押印の際に特別なマナーはあるのか?などとあれこれ悩まないために、今回は印鑑の押す位置が複数ある書類におけるマナーを紹介したい。
基本的に役職順に右から押すのがマナー
本記事のまとめ
- 複数押す箇所がある場合、原則として「右から押す」のがマナー
- 押印欄が縦に並んでいる場合、役職の高い人から上に押すのが基本
複数押す箇所がある場合、原則として「右から押す」のがマナーだ。
つまり、役職が最も高い人が左端の押印欄に印鑑を押すということになる。
印鑑を押す位置が複数ある書類に自分が押印しなければならない場合、自分が一番下の役職ならば、右端の欄に印鑑を押そう。
印鑑を左斜めに押すマナーが浸透している企業もある
印鑑を押す位置が複数ある書類において、“奇習”とも呼ばれる印鑑の押し方マナーが存在する。
そのマナーが、左端の欄に押印する人は「左斜めに印鑑を押す」というものだ。左斜めに印鑑を押すことで、左端の上司にお辞儀をしているように見えるという。
左斜めに印鑑を押すマナーが浸透している企業はごく一部ではあるが、存在するのも確かである。
自分の会社には左斜めに印鑑を押すマナーがあるかどうか、同僚に確認してみるといいだろう。
縦書き書類:縦に並んで押印欄がある場合
縦書きの書類では、押印欄が縦に並んでいる場合もあるだろう。そんなときは上と下、どちらから押印していくのが正しいのだろうか?
押印欄が縦に並んでいる場合:役職が高い人が“上”に押印する
押印欄が縦に並んでいる場合、役職の高い人が上に押すのが基本である。
自分の役職が低い場合は、下から印鑑を押していこう。
押印欄が複数ある場合の押す位置に関するマナーを紹介してきたが、今までマナー通りに印鑑を押せていただろうか?
押印欄が複数ある書類に自分が印鑑を押す場合は、今回紹介したマナーを押さえて押印してほしい。
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