あなたの会社にも、仕事の指示が細かすぎる上司が何人か思い当たるのではありませんか。めんどくさいと思ってしまうこともあるかもしれませんが、そこから学べることも実は多いのです。今回は、上司の細かい指示に上手く対応して自らのスキルアップに繋げる方法を書いていこうと思います。
なぜ細かく指摘するのか
第一に「細かい指示」があるという事は、その上司の中で既にプロジェクトに対し明確なプランが出来ているということです。曖昧な指示で振り回されるより、明確な目標に向かって仕事を遂行するという人が遥かに効率良く作業が進められます。また、時にその指示はあなたの考えていたプランとは違ったものである場合も多いと思います。
しかし、長年の経験や直感であったり、取引先との関係性によりイレギュラーな対応を行なっている場合もあるのです。一見すると効率的ではない作業に見えることもあるかもしれませんが、まずは指示に従ってその結果を待ってみましょう。
擦り合わせができているか確認する
「細かい指示」に対して困っているという人は、理由のひとつとして、上司とのコミュニケーション不足というものが考えられます。まず仕事に何を求められているのか、クオリティはどの程度必要なのか、納期はいつなのか。きちんと全て把握しているでしょうか。もしかすると擦り合わせが上手くできていないのかもしれません。かなりざっくりとした指示で丸投げにしてしまう上司も多い中で、詳細な指示を貰えるということはある意味貴重な存在です。自分の成果に確実にフィードバックする事で、納得の行く仕事をすることに繋がるので社内の同僚やクライアントからの評価も上がるでしょう。
まとめ
一概に「ダメ出しばかりする人」と思わずに、「自分のスキルアップを手伝ってくれる辛口の存在」として認識すればそのストレスもかなり軽減されるのではないでしょうか。恐らくその上司も成果物に対する品質維持に、誇りを持って勤務をしているのだと思います。そう考えると、上司の指示に対する見方も良い方向に変わって来ると思います。
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