新入社員がまず最初に学ばなければならないことは、社会人としてのビジネスマナーです。中でもあいさつは、社内・社外の人間関係をよくするためになくてはならないものです。あいさつの仕方がよくないと、社内だけでなく、取引先との関係に悪影響を及ぼしかねません。最近、若者によく見かけるあいさつには、最後まできちんと話さないという悪い癖があります。
取引先に訪問したときの心構え
あなたが、取引先を訪問する場合、あなたは会社の代表として行くことになります。上司が一緒にいてくれるのであまり活躍する場面はないかもしれませんが、それでも会社の代表であることにかわりありません。失礼のないように気をつけましょう。
まず、取引先に伺った際には、受付であいさつをして、取次いでもらうようにお願いします。受付には、自分の会社名と、自分の名前、何時に誰と約束をしているかを話しましょう。このときに、受付の人と無駄話などをせず、受付の脇に立って、担当者がくるのを待ちましょう。上司の一歩後ろに立ち、コートを脱いで待つことが望ましいです。担当者がいたら、まずあいさつをします。名刺交換は、応接室に通された後に行うのが一般的です。
予約なしで取引先に行った場合
年末年始は、あいさつまわりのピークなので、1社1社訪問する度に、応接に通してもらって話をする時間はありません。だいたいは予約をしないで訪問します。この場合も受付で、自分の会社名と、自分の名前を話し、担当者が不在かどうか確認してもらい、要件を告げます。
担当者が不在や取り込み中で面会ができなかった場合は、受付で上司とあなたの名刺を渡し、丁寧に挨拶すると印象がよくなります。もし担当者に会えなくても、あなたの名刺を渡すことができたら、それだけで充分です。それだけでも、来た甲斐があります。また、取引先に伺ったときは、担当者だけでなく、周囲の人たちにもあいさつをしておくようにしましょう。担当者が不在のときに、代わりに対応してくれる場合があるかもしれませんし、用事があって電話をしたときに、取り次いでもらったりなどお世話になるかもしれません。笑顔で明るく挨拶し、あなたの顔を覚えてもらうようにしましょう。
これらのことを気をつけておけば上司と同行した際も緊張感に押しつぶされずメンツも保ちながら仕事をすることができるでしょう。是非試してみてください。
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