仕事上で何らかのミスをしてしまったとき、まず上司に報告し謝罪するのが、基本的なビジネスマナーです。ミスを自分で処理できる場合は、処理をしてから報告するという手順になります。しかし、中には自分で処理できず、上司にフォローしてもらわなければならないケースもあるでしょう。その場合は、すみやかに報告・謝罪した上で、善後策の指示を仰ぐということになります。ここでは上司にミスを謝罪する際の報告の仕方について、いくつかのポイントを話します。
まずは謝罪してミスの内容を説明
「申し訳ありません。ミスをしてしまいました」と頭を下げて謝罪するのが、最初にすべきことです。続けて、どういうミスをしてしまったのか、どんな経緯でそうなったのかを説明します。もし自分で処理をしたのなら、どう処理したのかについての説明も詳しくすべきでしょう。ポイントは状況説明に主観を交えないことです。上司が十分理解できるように、筋道立てて詳しく説明するようにしましょう。また、その報告の間、一貫して謝罪の気持ちを表情や言葉遣いで表現するのを忘れてはいけません。
上司のサポートを求める場合
自分で処理できず、上司の指示を仰がなければならないときは、最初に謝罪したあとにはっきり、「実はまだ処理できていません」と明言しておくこと大事です。先にそのことを伝えておけば、ミスの内容説明を、上司は覚悟の上で聞くことが出来、迅速に前後策を講じることができます。このケースでは、上司にとって重要なのは、部下からのミスの報告や謝罪ではなく、あくまでも前後策をどうするかです。部下のミスをフォローするのも上司にとって大切な仕事ですから、遠慮することなく、素直に指示を仰ぎましょう。
今後のための改善策を示す
今後同じミスをしないため、自分なりの改善策について、最後に説明するといいでしょう。ミスは誰でもするものですが、それをどう今後に生かすかによって、ビジネスマンとして成長できるかどうかが決まってきます。改善策を示し、今後の対応についても考えるようにしましょう。
ここでは、上司にミスを謝罪するときの報告の仕方について紹介しました。ミスをしてしまっても、感情的にならず、しっかりと説明するようにしましょう。
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