HOMEビジネス 立食パーティで名刺交換する際のマナーと心構え

立食パーティで名刺交換する際のマナーと心構え

Shingo Hirono

2014/04/01(最終更新日:2014/04/01)


このエントリーをはてなブックマークに追加

立食パーティで名刺交換する際のマナーと心構え 1番目の画像
by iandeth
 ビジネスシーンの中でも立食パーティはチャンスの宝庫、人脈を拡大するのにこれほど有効な場面はありません。大勢が参加するからこそ立食にするわけですし、また、会場内を自由に移動できるのも立食パーティの大きなメリット。意欲さえあれば、ビジネスチャンスのきっかけをいくらでも掴めるわけです。人脈拡大は、まず名刺交換から始まります。ここでは立食パーティで、名刺交換する際のマナーと心構えについて話していきます。

名刺を切らさないことが最重要の心構え

 立食パーティに出席する時は、できれば事前に会場の規模をチェックしておくといいでしょう。ホテルや宴会場などで行われることが多いですから、ホームページをチェックすれば、会場の規模が把握できます。それによってどれくらいの人数が出席する会になるか、およその見当をつけることができるでしょう。

 そして、その規模に合わせて名刺を用意します。間違っても途中で名刺を切らさないようにするために、事前に人数を想定しておきます。名刺を切らさないこと、当たり前のようですが、特に大規模なパーティでは、実際に起こりうる事態ですので、注意すべき大切なポイントです。

名刺交換の際のマナー

 立食パーティでの名刺交換には、ほかのシーンにはないマナーがあります。1つは、飲食を中断すること。もう1つは、手を空にして交換することです。飲み物のグラスや料理の載った皿を手にしたまま名刺交換するのは最低のマナー違反。グラスや皿は、必ずテーブルに置きましょう。テーブルまで距離があるときは、テーブルの近くに移動してから交換するべきです。

 名刺交換したいと思っている人の動きをさりげなくチェックし、その人がテーブルの近くにいるタイミングで声をかけるのがベストでしょう。逆に相手から声をかけられた場合は、「あちらのテーブルのところへ移動しましょうか」と誘うことをおすすめします。名刺交換そのものは、一般的なマナーの通りです。受け取った名刺は丁寧に扱い、相手がしまってから自分もしまうようにしたいもの。

名刺交換が終わったら

 名刺交換が終わってすぐに別れてしまったのでは、せっかくのきっかけをビジネスチャンスに繋げることはできません。立食パーティの特徴を活かして、歓談へ繋げるよう心がけましょう。料理を勧めたり、好みの飲み物を聞いてそれを取りに行ったり、気を利かせながら、自然な歓談をするのです。

 会場は和やかな雰囲気になっているはずですから、仕事の話題だけではなく、少しくだけた話をすると、良い雰囲気を作りやすいと思います。ただ、特定の人とだけ長時間話をしてしまうのも、もったいないことです。タイミングを見計らって「また今度、ぜひご一緒させてください」と話を切り上げ、次のチャンスを求めるといいでしょう。

 
 会場の片隅にたたずんでいては、チャンスは掴めません。「立食パーティでは会場内の移動距離とビジネスチャンスの可能性は比例する」と認識して、積極的に動き、どしどし名刺交換してください。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード