事業を起こしている人、もしくはこれから起業しようと考えている人にどうしても必要になってくる項目があります。それが事業計画のスケジュールです。例えば今後数年でどのようにしていくか、起業して何年以内には売上をこの数字に持って行く、などを考慮したスケジュールを立てると思います。ですが、中には無理なスケジュールを立ててしまい、早々と挫折してしまう人もいます。ではどのようにすれば適切なスケジュールになるのでしょうか。
無理のないスケジュールを立てる
事業計画を立てる時のスケジュールとして一番挫折しやすい人は、上記で述べたように無理なスケジュールを立ててしまう人です。まずは無理のないスケジュールを立てることから始めてみましょう。例えば創業当時の年間の売上が1000万円だとして翌年には1億円にしたいと考えてしまい寝る間を惜しんで仕事をしたとします。すると必ずスケジュールにも無理が生じてきます。寝ないで仕事をしたり、従業員にも同じぐらいの無理をさせないと上記の目標を達成することはよっぽどの運が無い限りはほぼ不可能でしょう。
できるのであれば根拠を伴ったスケジュールの作成をしてください。目標を立てるときに、同時にその目標を達成するための戦略も明記しておくのです。そうすることにより、何が可能で何が不可能かというのが見えてくるようになります。
事業を拡大する上での注意点を考慮したスケジュールを立てる
スケジュールを立てるということは、事業を拡大していくことを考慮した事業計画の一環だと考えられます。そのため、事業を拡大する上で注意点を吟味してスケジュールを立てなければなりません。その注意点と言うのが新規で出店する店や事業所を誰に任せるか、そして開業するための資金についてです。
まず事業拡大のための人材を育成していかなければなりません。そのため店や事業所の責任者候補としている人材がいつまでにどのような育成方法をとっていくのかと言うスケジュールを立てましょう。また、新しく店や事業所を開業する場合にも多大な資金が必要となってきます。その資金を何年何月何日までに用意するためにはこの年数が必要となるのかをスケジュールの中に組み込んでください。
他にも皆様のマネジメント能力も重要となってきます。そのためにも同時進行で事業計画の一環としてスケジュールとマネジメント能力も磨いていきましょう。
以上のことを踏まえて、しっかりスケジュール管理を行ってみましょう。そうすることで事業計画全体が明確化されるはずです。
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