面接では、大勢の会社の人に囲まれて、緊張してしまうことがたくさんあると思います。普段は友達と冗談をしゃべりながらユーモアもあって楽しいなんていわれてる人でも、やはり緊張の前ではこわばってしまいます。
自己PRで多いのがこの「明るい性格」といわれる分野。結構書いている人は多いと思います。しかし、直接見てみると「あれ?」と思うような人も大勢いるものです。ここでは、面接の自己PRで明るさをアピールするために注意すべきことを述べていきます。
面接官は言葉ではなくあなたの全体をみている
明るい性格なのか、暗い性格なのか面接官はあなたの話し方や姿勢・目線を見て判断します。「明るい性格が長所です」とぼそぼそ言ったところで信用性に欠けるのです。
まずは落ち着きから
面接官の前で「明るくしよう」と思うのは逆にプレッシャーになります。普段のあなたらしく振舞えば、その明るさは自然と伝わっていきます。自然なあなたを見せられないのは緊張しているからです。
自分が緊張をしているなと感じた時には、少し息を吐きにっこりと笑ってみてください。深呼吸は体をおちつかせるのにとても効果的です。体に酸素をいきわたらせることで頭がクリアになり、周りをみることができます。
顔は軽く微笑む程度で
ポイントは口元です。歯を見せて笑う必要はありません。面接会場に入った時から少し微笑む感じで表情を作っておきましょう。話の内容によっては自己PR中に笑顔を出すことも効果はありますが、それ以上に何も話していないときも微笑んでるってことが大事なんです。ちらっと見たときに、笑顔でいるとそれだけで明るく見えるものですよ。
目線を上げる
目は口程に物を言うという言葉があるように、目の行く先は本当に多くのことを語ります。例えば、泳いでいるとか下を向いているとかです。目線が下にあると、「不安である」「自信がない」とみられがちです。また、多くの人は緊張しているときに上のほうを見ないで視野が狭くなるということが実証されています。
面接の部屋に入った時に、意識的に部屋の上のほうを見ておきましょう。顔が上がって光が当たり、明るいイメージになります。また、面接官と目が合うことを恐れるなら、おでこのあたりをみてもいいですね。
最後に言葉がついてくる
ここまでくればあとはきちんと話を聞いて、反応することが大切です。相手の質問や、内容をしっかりと聞いていくことが大切です。話す時にはできるだけ、はっきりと聞き取りやすいようにゆっくりめに話しましょう。
一人相撲をするのではなく、きちんと面接官とコミュニケーションをとりましょう。明るい性格とは、「高いコミュニケーション能力」というイメージもあるので、伝えたいことを焦って伝えてはいけません。
以上の点に気を付けていれば、明るい性格だけでなく、しっかりとした性格にも見られることでしょう。あとは、場馴れというものも大切になってきます。数をこなすことによって、緊張をほぐすやり方です。
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