ビジネスの場においては、厳しい競争の中他人に勝つことが求められることもあります。さらには、自分の立てた目標を最後までやり遂げるといった「自分に負けない」という点でも、負けず嫌いはビジネス上でメリットになるでしょう。ここではそんなあなたの「負けず嫌い」を、どのように面接の自己PRに活用すればよいかを、ご紹介します。
1.負けず嫌いがプラスに転じた事を述べる
「負けず嫌いであることが、会社や組織にプラスの影響を与えた経験」を延べましょう。これまでの職業経験や活動の中で、「あなたの負けず嫌いが、どのようにその組織に役立ったのか」ということを自己PRのネタとして話しましょう。次の例をご覧ください。
<例>
私の営業成績は悪くはなかったが、同期のAさんにはどうしても追いつけなかった。トップの営業成績を挙げるためには何が必要かを、Aさんを初め上司・先輩に相談したところ、Aさんの営業の秘訣は、既存顧客から新しいお客様を紹介してもらい、コンスタントに新規受注を挙げていることであるとわかった。そのため、私は既存顧客からの信頼度を高めるため、ニュースレターを作って発信したり、お客様が困っていることに対する情報提供を積極的に行った。その結果、半年後には、営業成績トップになることができた。
ここでのポイントは、「負けず嫌い」であることが原動力となって、営業成績を上げるために情報収集し、得た情報を参考にして実際の行動に移し、結果を残したことです。あなたが負けず嫌いであることが、あなた自身・会社・同僚にとってプラスに働いており、誰にとっても嬉しい結果が出ています。このような自己PRは、面接官に好印象であることは間違いありません。
また新卒者の面接の場合はアルバイトや部活動などの経験を上記を参考に述べるのも良いでしょう。
2.負けず嫌いがマイナスに転じた事は控える
「負けず嫌いであることが、会社にマイナスの影響を与えたネタ」は厳禁です。あなたが負けず嫌いであることが、会社や同僚にとってマイナスに働くことであれば、自己PRには使えません。負けず嫌いであることを理由に、Aさんと衝突したり、Aさんを故意に陥れたりするといったことは、会社にとってマイナス材料でしかありません。マイナスなとらえ方で面接官に伝えてしまっては「扱いづらい人」という印象を与えてしまう事でしょう。
いかがでしょうか?面接で負けず嫌いであることを自己PRするためには、面接官が「あなたが入社したら、あなたの負けず嫌いな点が、周囲を活性化させ、会社を盛り上げるものとなる」と確信できるような内容としましょう。
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