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入社後のポイントはココ!転職者の人間関係の築き方

Riko Kaneda

2014/03/31(最終更新日:2014/03/31)


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by Âtin
 転職して入社するときの大きなテーマは2つ。「早く仕事を覚えること」と「新しい職場で良好な人間関係を築くこと」でしょう。新卒で入社する人との違いは、精神的な余裕があるということ。新卒者がひたすら緊張し、不安一杯で入社するのに比べ、転職者は気持ちに余裕があります。新しい仕事に関してはあくまで初心者ですが、社会における人間関係については経験者です。しかし、その心の余裕が、実際にはマイナスに働いてしまうこともあります。転職者が良好な人間関係を築くために心がけておきたいポイントを紹介しましょう。

1. 能動的、積極的に動きすぎない 

 まず注意しておきたいのが、あまり能動的、積極的に自分から動きすぎないということ。新卒者の多くが受動的であるのに対し、転職者は能動的に自分から人間関係を作っていこうとする傾向が強くあります。それ自体は悪いことではありません。しかし、時としてそれが「すぎる」こともあるのです。

 入社早々、セクション内のメンバーを自分から飲食に誘うのはNG。また積極的に話しかけるのも注意が必要です。仕事は少しでも早く覚えなければなりません。しかし、人間関係については、そのスピードにこだわる必要な全くありません。時間をかけてゆっくり、自然な形で築いていけば良いのです。最初のうちは焦らず、やや受動的な態度で、接するといいでしょう。

2. 難しい言葉づかい~「自然な丁寧語」

 難しいのが職場内での言葉づかいでしょう。セクション内のメンバーは全員先輩と上司。中には自分よりも年下の人もいるでしょう。ある程度の年齢で転職した場合は、「上司が10歳以上年下」ということもあります。上司にはきちんとした敬語を使うのが常識。年齢は関係ありません。

 ただ、気をつけたいのが上司以外の先輩に対して、あまりに敬語にこだわりすぎると、不自然に聞こえたり、相手によっては「嫌み」に感じる人もいるでしょう。上司以外の先輩には、尊敬語はできるだけ避け、自然な丁寧語で話すといいでしょう。上司に対しては「○○課長は~でいらっしゃいますか?」、先輩には「○○さんは~ですか?」といった使い分けをするのです。


 当たり前のことのようですが、上司や先輩との年齢差によっては、最初から馴れ馴れしい口の聞き方をする例が、結構多いのです。自分ではフレンドリーに接しているつもりかもしれませんが、相手は不快に思っているかもしれないことを頭に入れておきましょう。

 仕事はできるだけ早く覚える、人間関係は時間をかけてゆっくり作っていく。これが転職した際の基本の心がまえです。入社して1ヶ月、2ヶ月は、言葉づかいにだけ気をつけて、「受動的に関係を作っていく」ぐらいの意識でちょうどいいと思います。

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