履歴書は、自己紹介であると同時に自己PRの場でもあります。職歴や志望動機といったものも大事ですが、他にも趣味や特技、保有資格の記入欄もあります。特に資格の欄では、業務において必要不可欠な資格から、あると望ましいもの、直接関係ないものの間接的に活かせる点があるものなど、多岐にわたる為、どれをどれだけ書けばいいのか悩むものです。今回はこの資格欄について、どのような内容をどの程度記入していくことがベストなのかにということについて解説していきます。
優先順位をつけて書く
まずは、その保有している資格が、業務上必須かどうかを考えましょう。例えば、募集職種の業務において、日常自動車を使うことが当たり前であれば、求人概要にも自動車免許資格に関しての記載があるのが一般的です。そのような必須事項から記載していくのです。
その次に、あると望ましいと思われる資格の記載です。例えば、会計事務所での未経験者募集あれば、会計士資格や税理士資格はなくとも、簿記資格、社労士資格や弁理士資格など保有しているのであれば記載しましょう。ここでポイントになるのは、募集職種の仕事内容を十分理解しておくことです。本業の仕事だけでなく、周辺業務をどの程度理解できているかは案外重要です。
趣味や習い事に関する資格は一般レベルと比較する
子供の頃の習い事で、習字、珠算といったものがあります。また囲碁や将棋、空手や柔道といった、これまでの部活動や趣味等などを通じて取得した資格もあります。これらは、どの程度まで記載して良いものなのでしょうか。ズバリ、一般的習熟度合いを超越した程度ならば記載する方が良い、というのが結論です。習字をやっていた人間、珠算をやっていた人間、それぞれ当事者であれば、どの程度のレベルが一般的レベルを超越した程度というのがわかると思います。内容はどうあれ、努力のできる人間だというアピールをすることができるのでおすすめです。
最後に
履歴書の資格欄というのはどの程度まで書いて良いものかと多くの人が迷うでしょう。しかし、判断基準として活かせるか、関連性はあるか、一芸として秀でているかといった観点を持つと、スムーズに資格欄を埋められるのではないでしょうか。
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