国際化が進み、外国人労働者を多く抱える企業も増えてきた。中には社会人になってから、会社向けに英語でスピーチをしてほしいと頼まれた経験がある人もいるだろう。
今回は、英語のスピーチの冒頭部分で使える便利な言い回しを紹介したい。突然の英語スピーチという仕事に焦らず、しっかり事前準備しておこう。
英語スピーチでも「挨拶」は忘れずに
スピーチの聴衆が大勢いると、緊張して話を急いでしまうことがあるかもしれない。
緊張するのは仕方のないことだが、いきなりスピーチの本題に入ってしまっては、聴衆が置いてけぼりになってしまう恐れがある。
急に英語のスピーチで本題から話し始めないように、事前にスピーチ冒頭で使える英語フレーズを頭に入れておこう。
英語スピーチの冒頭で使える「Ladies and gentlemen」
日本語のスピーチではあまり馴染みがないが、英語スピーチでは一言で軽く、スピーチの冒頭に挨拶することが大切になってくる。
「皆さま」のように呼びかけるときは「everyone」を使うが、フォーマルで大勢に向けたスピーチの場合は「Ladies and gentlemen」も使えるので覚えておこう。
英語スピーチで使える冒頭の挨拶フレーズ
- Good morning / afternoon / evening everyone.
- Hello, ladies and gentlemen.
スピーチ冒頭で「来場者」「招待者」に英語でお礼をする
司会の進行によってスピーチの順番を促されたときなど、スピーチをするシーンによっては挨拶に加えてお礼の気持ちを表すことも大切だ。
来場してくれたことや招待してもらったことに感謝を示すフレーズも覚えておこう。
スピーチの冒頭で感謝の気持ちを示す英語フレーズ
- Thank you very much. It is such an honor to be here with you.(ありがとうございます。本日はお呼びいただきありがとうございます)
- Thank you everyone for coming today.(お越しいただきありがとうございます)
英語スピーチの冒頭で行う自己紹介は“簡潔”に!
冒頭の挨拶が済んだら、スピーチの本題に入る前に英語で自己紹介をしよう。
あくまでメインは本題なので、冒頭の自己紹介はあまり時間をかけずに、簡潔に済ませることを心がけてほしい。
英語スピーチの自己紹介では「名前/職種/部署」の情報を盛り込む
スピーチ冒頭での自己紹介には、最低でも名前と職種、部署の情報が必要になってくる。
下記に紹介するフレーズに加えて、状況に応じて他の情報も補足していこう。
スピーチの冒頭に使える英語の自己紹介フレーズ
- I'm(名前), a designer at abc company.
- I'm(名前). I work in HR(human resources).
- I'm(名前). I'm responsible for software development for our new products.
スムーズにスピーチの本題に入るための英語フレーズ
挨拶と自己紹介が終わったらいよいよスピーチの本題に入ろう。
冒頭の挨拶からスムーズに本題に入るためにも、クッションとなる英語フレーズを覚えておいてほしい。
英語スピーチのトピックを冒頭で伝えて、スピーチの全体像を見せる
まず本題に入る前には、何についてのスピーチなのか、何を目的にスピーチを進めていくのかを相手に伝える必要がある。
先にトピックを伝えた方がスピーチの全体像が可視化でき、聴衆に要点を掴んでもらえるのだ。
日本語の「今から○○についてスピーチをします」という文に当たる下記の英語例文を活用して、事前にスピーチの全体像を聴衆に伝えよう。
スピーチの冒頭に使える英語フレーズ
- Today I'm here to talk to you about ○○
- I'm delighted to be here to talk to you about ○○
- I would like to tell you ○○
ここでは英語のスピーチの冒頭部分で役に立つフレーズを紹介してきた。
英語が苦手な人でも冒頭部分をスムーズに話すことができれば、スピーチの本題へと上手に繋げられる。
今回紹介した英語フレーズはフォーマルな場のスピーチでも使えるものなので、ぜひ英語でスピーチをする際に役立たせてほしい。
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