Webアプリの設計をする際、多くのことに留意する必要があると思いますが、時に重要になるのが、開発ポリシーの策定ではないでしょうか。ここでは、Webアプリを設計するときに必要な開発ポリシーの策定について説明していきたいと思います。
開発ポリシーとは何なのか
開発ポリシーとはコードの書き方などを含む、開発における作業の方法の定義になります。具体的には、ファイル名の付け方などのルールをあらかじめ決めておくことです。開発ポリシーは複数人で開発する時に限らず重要になります。作業の方法を定義することで、作業時間の予測が簡単になるでしょう。加えて、後から作業をふりかえり反省材料にすることも簡単になります。
開発ポリシーを決めることの重要性
複数人で作業する際に開発ポリシーを定めることは、誰がコーディングを行っても統一の文法で書くことを可能にします。こうすることで、チームの中で修正や引き継ぎをするときに、スムーズに連携が取れます。また、コードを見る場合の可視性が上がり、理解することができる時間も短縮することができるでしょう。また、途中での変更に対応する為にもポリシーを決めておくことで、開発時のアクシデントや変更に対応することが出来ます。
開発ポリシーを作る事は直接工程が進むことではないため軽く見られがちですが、きちんと策定を行う事で、効率的に開発を進められるようになります。アプリ開発における設計では眼先の進捗に縛られず、先をみて柔軟に対応する準備を行う事が重要であるといえるでしょう。
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