近年では、社内に向けて英語でスピーチをする機会も増えてきた。
社内向けの英語スピーチを任されたとき、緊張してスピーチが思い通りに進まなかった経験もあるだろう。英語のスピーチに抱く緊張は大抵、原稿を忘れてしまう不安からくるものだ。
本記事では、英語のスピーチ原稿を覚えるコツを紹介しよう。
英語でスピーチをするコツ
英語でスピーチをする際にはいくつかの点を注意する必要がある。
以下のポイントを押さえてから、スピーチに挑もう。
【英語スピーチのコツ①】日本語に訳さない
英語でスピーチをすることになると、つい原稿を日本語に訳したくなるかもしれない。
日本語に訳してしまうと、英語と日本語が混合し困惑する可能性があるので注意が必要だ。
英語でスピーチをする際には、自分でも理解できる英語でスピーチ原稿をつくることが大切。
スピーチ原稿の英語に自信がない場合は、英語ができる人に原稿をチェックしてもらうといいだろう。
【英語スピーチのコツ②】原稿を丸暗記をしない
英語でスピーチをする際に最も避けたいのが「丸暗記」だ。
原稿を丸暗記すると、当日に原稿通りの言葉が出てこなくなったときに緊張が増してしまう。
スピーチの内容をつかみ部分ごとに覚えることで、言葉が出てこないときにも柔軟な対応ができるのである。
【英語スピーチのコツ③】構成をしっかり立てる
英語のスピーチは3つの構成でできている。「Introduction」「Body」、そして「Conclusion」だ。
スピーチの内容を項目ごとに分けると頭の中で整理することができ、英語のスピーチ原稿も覚えやすくなる。
英語のスピーチ構成
- Introduction:序論部分。挨拶やスピーチの内容を簡潔に述べる
- Body:本論部分。スピーチの内容を述べる
- Conclusion:結論部分。内容を大まかにまとめて結論を述べる
英語のスピーチ原稿を作るには?
スピーチをする際に最も重要なのが、原稿である。
原稿をしっかり作ることで、スピーチは覚えやすくなるだけでなく、スピーチの質も上がること間違いなしだ。
以下のポイントを押さえて、原稿作成に取り掛かろう。
英語のスピーチ原稿を項目ごとに書く
まずスピーチの中で述べたい項目を明確にして、その項目ごとに原稿を書くようにしよう。
項目を分けずにスピーチの原稿を書いてしまうと、内容が分散して理解しづらいスピーチになりやすい。
項目ごとに原稿をまとめてそれぞれの内容をはっきりさせることで、スピーチ原稿を部分ごとに覚えやすくなるのだ。
項目ごとに英語でスピーチカードを作る
スピーチの最中は原稿を見てはいけない印象が強いが、実際には「スピーチカード」を見ることができる。
「スピーチカード」とは小さなメモで、項目ごとの要点を英語で簡潔にまとめて記したものだ。
「スピーチカード」があると、次に話す内容を確認することができ、余裕をもってスピーチをすることができる。
ただし原稿内容を全て書いては「スピーチカード」の意味がないので注意しよう。
英語のスピーチ原稿の流れを覚える
原稿を書き終えたなら、あとは本番までスピーチの練習をしてスピーチ原稿の流れを覚えよう。
日本語のスピーチでさえ覚えるのが大変なのに、英語のスピーチともなれば難易度ははグッと上がる。
英語のスピーチ原稿は、練習の仕方を工夫するだけで覚えやすくなるので、以下の方法を参考に練習してみてほしい。
英語のスピーチ原稿を復唱する
まず英語のスピーチ原稿を何度も口に出して読むようにしよう。
何度も音読していくうちにスピーチの流れをテンポよく覚え、無意識に次のフレーズが出てくるようになるのだ。
口に出すことで耳からも覚えることができるので、黙読よりも効果的である。
自分の英語スピーチを録音する
次に、英語のスピーチ原稿を読み上げながら自分の声を録音してみよう。
自分の声を聞くことに抵抗があるかもしれないが、スピーチ原稿が頭に入ってきやすく、おまけに自分のスピーチの改善点を見つけることができるのだ。
英語の発音も合わせてチェックすると、スピーチはさらに上達するだろう。
本記事では、英語のスピーチ原稿の覚え方を紹介した。
英語のスピーチ原稿を覚える際には、上記のポイントを押さえて事前に準備をすることが大切である。
項目ごとの内容をスピーチカードにまとめてスピーチの練習を重ねるなどして、当日のスピーチは余裕をもって挑もう。
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