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面接の自己PRで自分の忍耐力を上手に面接官に伝える方法

Tobayashi

2014/03/29(最終更新日:2014/03/29)


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 今も昔も変わらず、仕事をする上で必要とされる能力の一つに「忍耐力」が挙げられます。仕事は遊びではありませんので、辛いこと・嫌なことも数多くあります。どんなに厳しい状況であっても、自分の仕事を途中で投げ出したりせず、責任感をもって最後までやり遂げる力こそが「忍耐力」なのです。 

 面接の自己PRでは、自分の忍耐力を効果的に面接官へアピールしましょう。自分の忍耐力を面接官に伝えることができれば、自分は「信頼できる人材」として面接官の印象に残ります。 

 それでは、面接の自己PRで忍耐力をうまく伝える方法にはどういったものがあるのでしょうか。ポイントは、忍耐力があることを示す「説得力のある根拠」を挙げることです。面接での自己PRで「忍耐力があること」をアピールするためには、その忍耐力が志望する会社に貢献できるものでなければいけません。ここからは、忍耐力の根拠とできるエピソードとして、2つの例をご紹介します。

例1:過去の職務経験 

 もし過去に職務上忍耐力を発揮した経験があれば、それを面接の自己PRに使いましょう。過去の職務経験のどういう点で忍耐力を発揮したのかを具体的な数字を使って、極力客観的に表現するとよいです。

  例えば、営業職で新規受注を取ったエピソードを忍耐力の根拠とするならば、新規開拓に費やした期間・1日に訪問した顧客数・新規受注を獲得した件数などを具体的な数字で表します。新規開拓に費やした期間が1週間であれば、忍耐力を表す根拠には乏しいかもしれません。また、1日に訪問した顧客数は多ければ多い方が、忍耐力のエピソードとしては良いと思います。 

例2:他人から「忍耐力がある」と言われたエピソード 

 面接の自己PRに使うネタは、主観的なものでなく客観的なものが望ましいです。面接でよく、「あなたはどういう人だと友達から言われますか?」などといった質問がありますが、これは自分自身が思う特徴でなく周囲からみた客観的な自分の印象を面接官が知りたいためです。 

 そこで、自分が過去に上司・同僚・友人など周囲の人から「忍耐力がある」と言われた経験があれば、それを面接の自己PRに使いましょう。例えば自分の所属部署でトラブルが発生し、周囲が弱音を吐くような状況であっても着々とトラブル対応策を考え実行してきた経験などがあれば、間違いなく周囲から「あなたは忍耐力がある」と言われることでしょう。こういった経験は、面接での自己PRに有効です。 

 いかがでしょうか。「忍耐力」を面接の自己PRに使う際に起こりがちなケースとして「何事にもあきらめない」「困難な状況でも頑張ることができる」といった、根拠のない漠然とした伝え方に陥ってしまうことが挙げられます。面接官に納得してもらうためにも、ご紹介したような客観的なエピソードを使った伝え方を心がけましょう。

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