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新人のミスに対する上司の対応方法【仕事上のミスを成長への糧にする】

Shingo Hirono

2014/03/31(最終更新日:2014/03/31)


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by jurvetson
 部下がミスをした場合の上司の対応方法は、部下のキャリアによって異なります。特に新人の部下の場合、そのミスにどう対応するかが上司にとって大変重要なテーマになると言っていいでしょう。というのも、新人は1つのミスに萎縮してしまって、それがさらなるミスに繋がるという傾向があり、逆に、そのミスを上司が上手に扱えば、新人の成長に繋げることもできるからです。

 どうしたら、ミスを成長に活かすことができるのか。対応する上司の基本的な心構えと、具体的な方法について簡単に説明していきます。

「一番大切なことは何か」を教え導く

 言うまでもないでしょうが、ミスをした新人を叱り飛ばすというのは、最悪の対応方法です。新人には、責任の重い仕事は与えられていません。たとえ、ミスをしたとしても、部署内に大きな影響を及ぼすことはまず考えられませんし、まして、会社が損失を受けることはないでしょう。

 ですから、「叱る」のではなく「教え導く」という意識を持って対応するのが、基本的心構え。最初に教えるべきなのは「一番大切なことは何か」、つまりミスをしたとき、最重要視するべきことは何か、ということです。

 ミスした経緯や理由を考え、反省するよりも先に、「それを適切に処理する」という意識を持つことを、まず教えます。そして、具体的な対処法を本人に考えさせるのです。おそらく思うような対処法は考えつかないでしょう。時間がかかって構いませんから、とにかく自分で考えさせる。その後で、上司が適切なアドバイスをするといいでしょう。

ミスを「経験」と認識させる

 ミスの対処法を考えたあとで、次に、起こしたミスについての自己分析をさせます。どうしてミスしてしまったのか。それを今後くりかえさないようにするためには、どうすればいいのか。これも自分で考えさせます。そして、その自己分析と今後改善すべきことが明確になったら、「これも、1つの経験だ」ということを、しっかり認識するよう指導しましょう。

 仕事をするすべての人は、ミスという経験を生かしながら成長するものです。ミスを成長に結びつけるには、それをしっかり処理し、客観的な分析をし、改善策を考えたという経験がなにより大切。ただミスをしただけでは「経験」とは言えません。

気持ちの問題を、経験談としてアドバイスする

 新人にとってミスは精神的に堪えるもの。どうしても後に引きずってしまいがち。そんな時、どんな気持ちの持ち方をしたらいいのか。後に引きずらないためにどういうセルフコントロールをすればいいのか。それを上司が自分の経験からアドバイスすることができれば、新人は精神的にも成長することができるでしょう。


 
 新人はつまらないミスをしてしまいがち。しかし、当人にとっては決して「つまらない」ミスではないのです。その点を十分押さえた上で、包容力のある対応をすること。これがミスを新人の成長に繋げるための方法です。

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