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役員面接や社長面接など長い時間の面接を受ける時に知っておきたいポイント

Riko Kaneda

2014/03/30(最終更新日:2014/03/30)


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by Matt Callow
 選考が序盤から終盤に進むうち、面接が長い時間に及ぶことがあります。最終面接の場合、企業によっては1時間~2時間かかることもあり、長丁場を覚悟する必要があります。ここでは、最終面接を控えた人が知っておきたいポイントについてご紹介します。

ビジネスマナーがもっとも重要

 最終面接では、企業の役員クラスが出てくることも珍しくありません。役員と言っても人間ですから、さまざまなタイプの人がいます。会社の代表は、年齢や企業の業種・カラーによって個性あふれる斬新なアイディアを提供してくれる人材を求める人もいます。

 面接官がどんなタイプの人であっても、ビジネスマナーは必須です。面接の身だしなみやお辞儀の仕方・声の大きさ・トーンなど、トータル的に社会人としてのマナーを身につけているかということをチェックされる場ですので、自分のマナーを再度確認しておきましょう。

役員・社長面接で質問されること

 最終面接で質問される内容は企業によってさまざまですが、一般的な傾向として、

・個性、人間性
・ビジネスマナー
・仕事への目標
・将来のビジョン

 など、仕事に対するモチベーション・積極性・自分の力を冷静に自己分析できているかということにターゲットを当てた質問内容が多いです。

自分の要求だけをアピールしてはマイナス

 最終面接では、役員や会社の代表以外に、経営の立場から見る選考の仕方があります。例えば、給料・インセンティブなどの報酬面や労働条件についてなど、自分の要求だけをアピールするのではなく、「会社の期待に応えられるか」など企業の立場になり「仕事への意欲・実績・自信」などをアピールすることが重要となります。転職の面接ではこれまでの実績や経験を自分の視点で相手にどう伝えるかがポイントです。

わざと意地悪な質問をされることも

 面接官によっては、わざと意地悪な質問をして相手の反応を見ることもあります。1次面接・2次面接などは面接官が突っ込んだ質問をするケースも少ないですが、最終面接では持ち時間が長いため、ジワジワと相手を圧迫させる面接に持っていく企業も多いです。ここで重要なのは、圧迫的な質問をされても相手の話を良く傾聴し、質問の意図をくみ取り冷静に返答することです。

 時間が長い面接はその分自分が相手に判断される要素が増えるということです。それはつらいことのように感じますが、ちょっとしたミスからその面接中に巻き返せる可能性もあるということ。企業が最終的に必要な人材かどうかを見極める場と捉え、時間が長い面接にもビジネスマナーを守り、なお且つ面接官の質問や話をしっかりと傾聴し、自分らしく素直に意志を伝えるように心がけましょう。

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