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会議で説明する時に緊張してしまう人が知っておきたい緊張の要因とその対処法

Riko Kaneda

2014/03/30(最終更新日:2014/03/30)


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会議で説明する時に緊張してしまう人が知っておきたい緊張の要因とその対処法 1番目の画像
by さかどん
 会議など人前で説明するのが苦手だと思っている人は多いと思います。しかし、きちんとした説明が出来ないと悔いが残ってしまいます。そうならないためにも、緊張してしまう人が知っておきたい緊張の要因と対処法をまとめました。

緊張する要因を考えてみる

 一言に緊張と言っても、人によって度合いもシーンも出る症状もそれぞれです。そもそも緊張する事自体が悪いわけではありません。ご存知の通り、緊張するのはアドレナリンが放出されているからですが、適度なアドレナリンは自分の能力をいつも以上に高めてくれるものだからです。つまり、緊張感を上手にコントロールする事さえできれば逆に自信に変える事ができるのです。そのためには、自分がなぜ緊張するのかという要因を考えてみなければなりません。

 例えば自分に注意が向き過ぎていることが原因の人もいると思います。「説明している自分が周りからどう見られているだろうか」ということに意識がいってしまい、発言する内容にはなくて自分自身に注意が向いてしまっているのです。他にも、大勢の前だとその勢いに圧倒されてしまうという事が要因の人もいるでしょう。ではそれに対処する方法はどのようなものでしょうか。

自分自身に注意が向いてしまう人

 自分自身に注意が向いてしまう人は、発言する内容自体を一人でも多くの人に分かってもらいたいという熱意を持つようにしましょう。自分のしている説明がどのような考えに基づいているのか、また説明した事によりどのようなことを理解してもらいたいのかという事を自分の中で確認し、伝えようと思うことが大切です。

 そのような意識を持つことで、自分に注意が向くのではなく、発言しながら周りの人の反応を観察する事が出来ます。自分の発言によってうなずいてくれている人、つまらなそうにしている人、疑わしい目で見ている人など、聞き手の反応を見ながら発言する事を訓練すれば、途中で発言の仕方を変えるなどの工夫ができるようになるでしょう。当然これには経験が必要ですが、自分自身に注意が向いているといつまで経っても達成できません。

人の数に圧倒されてしまう人

 よく「人の顔をじゃがいもに例えて見る」と言われます。確かに会議に参加している人がじゃがいもであれば、数が多くても緊張せずにすむでしょう。とは言っても、これを行うには訓練がいります。では、こう考えてみてはいかがでしょうか。会議に出ている人は、あなたの事をそれほど気にかけていません。ただの、参加者の一人としか見ていないのです。ですから、大勢居たとしてもあなたに興味を示している人というのはわずかかもしれません。そうすれば、そのわずかな人にあなたの説明を伝えていけば良いのです。

 ものは考えようです。ポジティブに考える事が出来れば色々な事が楽しくなります。緊張も同じで、その緊張感を楽しめる様になれたらこっちのものです。最初は慣れないかもしれませんが、意識していくことで自然に対処できるようになるでしょう。

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