転職者が応募した企業から採用内定通知をもらうとき、必ず聞かれる質問があります。それは「実際にはいつから働くことが出来ますか?」。これは採用する企業にとって大変重要な問題なので、面接時に「もし弊社に入社していただいた場合、いつから働けますか?」と聞かれることも少なくないでしょう。
転職する側にも様々な事情があるでしょうから、「明日からでも」という訳にもいきません。ここでは現実問題として、いつ頃を入社のタイミングと考えればいいのか、説明していきたいと思います。
企業の本音は「明日からでも」
中途採用の募集をかけるということは、企業にとってどうしても必要な人材、それも「今ほしい」人材を獲得したいからです。ここが定期採用との決定的な違い。多くの場合「即戦力」を望んでいるため、企業としては内定を出したら、できるだけ速やかに、実働してもらいたいと考えています。「明日にでも入社してほしい」、これが採用する企業側の本音です。
転職者は、まずこのことをしっかり認識しておく必要があるでしょう。同時に、通知があったのはあくまで「内定」であって、正式入社が決まったわけではない、ということも自覚しておかなければなりません。
入社のタイミングのタイムリミットは?
ただし、転職者にも事情があります。また、心の中で「前職に疲れたから、少しインターバルを置いて、心と体のリフレッシュをしたい」という気持ちもあるかもしれません。そこで問題になってくるのが、入社のタイミングのタイムリミットです。「いつから働けますか?」と質問された時、答える日付の最長の時間的猶予はどれくらいかという問題です。
これには「1ヶ月」「45日」「2ヶ月」など諸説あります。平均すると「1ヶ月から1ヵ月半」といったところでしょうか。ただし、意識しておくべきは「内定をもらったら、その翌月には入社するのが望ましい」ということです。
採用内定を出しているのに「再来月から」と答えたのでは、「この人は本当に働く気があるのか?」と思われてしまいます。先ほども触れたとおり、あくまでも「採用内定」なのですから、場合によっては内定取り消しという、取り返しのつかない事態になってしまうこともあり得ます。
「心と体のリフレッシュ」は1週間もあれば十分です。準備期間も含めて、「半月後」を、入社のタイミングの目安と考えることをおすすめします。
なお、「4月入社、10月入社のほうが望ましいのか?」という質問もよく耳にします。しかし企業にとってそのタイミングは、定期の新卒採用や社内の異動で忙しい時期。入社後、すみやかに仕事を覚えるためにもむしろその時期を避けて、少しでも早く入社すること。これが転職者が入社するベストのタイミングと言っていいでしょう。
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