面接で必ず聞かれる質問の1つが、志望動機です。これは自分の熱意を伝えるのに絶好のアピール場所とも言えます。逆に、上手く伝えられなければ「うちの会社じゃなくてもいいのでは?」と面接官に思われてしまう危険性もあります。ここでは面接の時に熱意のある志望動機を伝えるために考えるとよいことを紹介します。
熱意に具体性を持たせるエピソードを考える
面接官が聞きたいのは実際に働く姿がイメージできている志望動機です。とは言っても、まだ社会に出ていない学生が働く姿を想像するのは簡単ではありません。甘く考えて「何でも頑張ります」と安請け合いしてしまうのもよくないでしょう。実際に働いている姿がイメージしづらいのなら、過去を振り返って、様々な場面でどう自分が取り組んだかを織り交ぜながら熱意をアピールするのがオススメです。自分の体験に基づいて話すので、ただやる気を伝えるより具体性を持たせることができます。
考えると役に立ちそうなのは、
アルバイトで新しい取り組みに自分はどう行動したか
サークル活動で努力が結果に結び付かなかったとき、どう感じたか
友人関係や人間関係の築き方や大切さ
理不尽な出来事があったとき、自分はどう対応したか
などです。これらの経験から、自分がこの会社に入ったらどのような活動ができるのかをイメージして、そこから熱意のある志望動機を考えましょう。
「この会社が好き!」という思いを伝える
熱意を伝えるために大切なことは、その会社をどれだけ好きなのかを考えることです。いくら優秀な人材だったとしても過疎の会社に対する愛着が感じられない人は採用されません。逆に「他の会社ではなく、この会社が好きだ!」という人ならば、その気持ちを軸に努力や成長が期待できるので面接官もそこに期待してくれるでしょう。
面接で志望動機を答える際には、自分の将来の希望や過去の経験に加えて、「この会社が好きだ」という気持ちを添えるのが熱意をしっかり伝える大切なポイントです。会社の好きな点を見つけるためには、自分とその会社の接点を探してみるとよいでしょう。会社のサービスのおかげで生活が充実している、社風が自分に合っているなど、視点はいくらでもあるはずです。説明会資料や採用サイトを見返してみるのも良いヒントになるでしょう。
ここまで、志望動機で熱意を伝えるためにできることを紹介してきました。志望者が面接のためにかけた努力の量は自然と面接官にも伝わります。会社に興味を持って、相手のことを知ろうとする姿勢こそが重要なのではないでしょうか。
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