タブレットはパソコンやスマートフォンに比べて普及率は非常に低いイメージはありませんか? しかし、最先端の物を利用し企業で活用している事例も次第に増えつつあります。ここでは、実際にタブレットを使用し成功した事例についてみていこうと思います。
タブレットを使用した会社の成功事例
タブレットの活用で得られるメリットは、営業のスタイルの変革や業務の効率化、顧客サービスの向上化という点です。
例えば三和シャッターでは、iPadを社内の営業部門に配布しました。iPadには200種類以上の建材のカタログを搭載しており、実際に商談効果を上げています。かつてはカタログを持ち歩くという事をしていましたが、それをタブレットに持ちかえたため、非常に持ち運びが楽になりました。また、顧客が希望するような商品をすぐに提示できるようになったため、販売機会を逃すという事も無くなりました。 加えてシュミレーションソフトを導入することで、タブレット上で実物をより本物に近い形で提示することができるというメリットもあります。
2つ目の例としてミサワホームが挙げられます。ミサワホームは、ipadで作動するモデルルーム疑似体験アプリを開発しました。アプリは「ウォークビュー」といい、今後施工する予定の家を顧客にバーチャルに体感してもらえるというものです。また、社内では社内メールとGmailを連動させる事で、細かい対応が可能になりました。更に、建築時の施工管理も紙の帳票からiPadの管理に変更し、業務の効率化に成功しました。
3つ目の実例は、石川県金沢市にある丸友青果の例です。丸友青果は中央卸売場で青果の仲卸業を営む会社ですが、競りにおける伝票記入をiPadと商品データベースを連動して行う事で、直接伝票に入力できるようになりました。かつては10人程度必要だった作業を今は2人で行えるようになり、年間400万円程のコスト削減も実現しました。
タブレットの利点
タブレットの利点は、やはり軽量で小型かつ大画面であるという点と、操作がタッチで行える点、長時間駆動するという点です。これは、パソコンやスマートフォンにはない機能を兼ねていると言う事になります。
特に移動が多い場合や野外活動が多い場合、大量の資料を持ちあるかねばならない場合にはタブレットに持ち帰ると非常に便利でしょう。タブレットはスマートフォンやパソコンとは違い、身近と感じる方は少ないかもしれません。しかし、活用の仕方によっては企業に取り込み活用すると有益になる場合もあるのです。
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