面接で一番冷や汗をかくのは質問に答えられないときでしょう。準備をしっかりしていても答えに詰まることはあります。問題は答えに詰まったあとにどう対処するかです。慌ててしまって墓穴を掘るのも、逆に評価を上げるのもあなたの対応次第です。ここでは面接で答えに詰まるような質問をされたときの対処法を紹介します。
考えても分かりそうにないときは素直にわかりませんと言う
どう考えても分からない質問はわかりませんと素直に言うのが正解です。知らないことを質問されても答えることができるはずがありません。そのような場合に一番よくないのは、まったく関係のない知識を出してごまかそうとしたり、あやふやなことを言って面接官を煙に巻こうとすることです。面接官はあなたの雰囲気からあなたが本当に理解しているのかどうか簡単に見抜くことができます。
答えに詰まるだけで不採用になることはありません。しかし、誤魔化すと不誠実な人間だと判断されてしまいます。誤魔化しは決して通じないのです。素直に分からないと言うのが懸命だし、潔さは高評価にもつながります。
分かっているところまで答える
答えに詰まるような質問をされたら、分かっているところ、もしくは答えられる範囲内で精一杯答えるようにしましょう。完全な解答はしなくていいのです。答えられなくても「~というところまでは分かるのですが、○○は分かりません」と途中まででもいいので解答しましょう。いわゆる部分点狙いです。「まったく分かりません」というよりは、一部でも答えた方が加点される確率は上がります。ただし、前述のように誤魔化しはいけません。
動揺しないこと大切
面接官はあなたの態度を見ています。答えに詰まる質問をうけた時にあなたが慌ててしまったら、プレッシャーに弱い人間だという評価をされてしまうかもしれません。分からない質問をされても表情に戸惑いを出さないようにしましょう。平静を装いながら思考をフル回転させ回答を考えてください。もし答えが出ないようなら「わかりません」というしかないでしょう。
また、「わかりません」と言う時に大事な事が二つあります。1つ目は「帰宅しましたらすぐに調べます」というように、これからちゃんと学ぶ姿勢を伝えることです。分からないまま放置しないということを示してください。もう一つは考えるふりだけでもすべきということです。すぐに「分かりません」と言ってしまったら考える気がない人間だとみなされます。嘘でも考えるふりをしましょう。
圧迫面接のように、初めから答えることができないとわかっている質問を投げかけられる場合もあります。そんな時にも、以上の点を守って誠意をもって質問に向き合ってください。そうすれば答えに詰まってしまってもひどい評価はされにくくなるはずです。
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