どんなに自己PRするようなことがあっても、それを面接できちんと伝えられなければ意味がなくなってしまいます。特に本命の会社では、面接に向けた準備をきちんとしておくことが必要です。そのための準備と練習の方法をご紹介します。
まずは事前の準備を
面接では自己PRがとても大切になります。しかし事前準備なしでスムーズに語ることは困難でしょう。そのため、事前に何を自己PRとして語るか自己分析をする必要があります。その自己分析を通して自分のPRポイントが浮かびあがってくるわけです。
面接ではPRしたことについての具体的なエピソードを求められます。目的は、そのPRが本当のことなのか、あるいはどのぐらいのレベルのものかなどを判断することにあります。よって自己分析では具体的エピソードの用意も不可欠です。
たとえばパソコンソフトを開発した経験があるとします。その時に、どんなソフトを開発したか、どんな苦労があったか、その経験を通して自分の成長にどのように繋がったなど、面接官が質問してきそうなことを想定して、回答をあらかじめ考えておくことが準備として必要になります。また、何か資格を持っている方は、その資格をどのように役に立てていけるか、他の資格を取って成長し続けていく意志があるかといったことをアピールすべきでしょう。
自分を客観的に見る練習を
面接練習は誰かに面接官役をやってもらえることがベストですが、そのような時間をとるのはなかなか難しいかもしれません。そのため、今回は一人でもできる練習方法をご紹介します。まずやってもらいたいのが、ICレコーダーに練習中の自分の声を録音しておくということです。自分が話している時のスピードや声のトーンというのは、どうしても客観的に判断することは難しいでしょう。自分の声を確認することで、もっとゆっくり話した方がいいなどの反省を次のつなげることができます。また、自分の話している内容できちんと相手に伝わるのかというのも確認するようにしましょう。
また、人から自分の動きがどのように見えているのかをチェックしておくことも大切です。そのために鏡の前で身振り手振りの練習をしたり、話す姿勢や椅子の座り方まで確認してみてください。さらにはイメージトレーニングとして、入室から面接で話して退室するまでの一連の流れを何度も練習しましょう。
そうした個人練習を何度も行った後、本命企業の面接を受ける前に実戦練習をたくさん行うのです。面接の練習機会として、本番に勝るものはありません。本命企業と同じような職種、経験、資格等を求めている企業の求人情報を見つけ、どんどん応募するようにしてみてください。本命企業の面接を受けるのと同じモチベーションで事前準備を行い、全力で面接を受けましょう。そして面接後、質問内容などをしっかりメモして反省し、本命企業の面接のために生かすことを忘れてはいけません。
本命の企業がある人ほど、そのために個人練習を積み重ねて実践をどんどん経験するようにしてください。そうすることで、悔いのない面接にすることができるはずです。
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