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【転職の強みを活かす!】履歴書の志望動機欄で熱意を伝える時のポイントと注意点

Riko Kaneda

2014/03/30(最終更新日:2014/03/30)


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by MIKI Yoshihito (´・ω・)
 履歴書の志望動機欄は、転職希望者にとって自分の熱意を伝えるのにまたとないチャンスだと考えていいでしょう。ここでは、新卒者では真似できない転職ならではの熱意の伝え方についてご紹介します。

「転職の強み」とは

 転職は一般的にマイナスイメージとして捉えられがちです。スキルアップや人生の転換を熟慮した上での転職の場合、マイナスイメージを持たれることはありません。しかし、中には「前の仕事を辞めた理由を説明しづらい」など、本人がうしろめたさを感じながら転職活動するということもあります。

 しかし「転職をしようとしている人だからこその強み」というものもあるのです。それがすでに社会で仕事をしてきた経験があるということ。これは新卒で就職活動している人にはない強みです。転職希望者は、この強みをきちんと理解した上で自分の熱意を相手に伝える必要があると言えます。

志望動機での熱意の表し方

 それを最大限に生かせるのが、志望動機欄です。「なぜ、御社で働きたいのか」について、例えばこのような書き方をすることも可能です。

「私は以前、こういう会社のこういうセクションで仕事をし、その中でこういう経験を積んできた。業界内だけでなく幅広い業界のありようや情勢も見てきた。その中で、自分が本当に進みたい道、働きたい分野についてしっかりと把握できるようになったと思っている。その上で自分にとって最高の人生のステージがこちらの業界であり、とりわけ御社であると判断した。」

 つまり「前職の経験があるからこそ、学生時代には持ち得なかった具体的な人生観をつかめた、それでこちらに応募した」と説明するのです。仕事のキャリア、人生経験こそが、転職希望者の「ウリ」になるはずです。その「ウリ」を生かして、説得力のある志望動機を作る。そうすれば、熱意が面接官にダイレクトに伝わるに違いありません。

 過去を客観的に振り返りながらそれを肯定し、あくまで前を向いて新たな人生を踏み出したいと考えていること。それを表出することが、もっとも効果的な熱意の伝え方なのです。

注意点

 ただし、注意すべきことが1つあります。それは長ったらしい説明をしないということです。今あげたようなことをすべて説明しようとすれば、どうしても長い文章になってしまうでしょう。そのため、まず別紙にひととおり書いてみて、それを推敲しながらできるだけ文章を切り詰めていくことが求められます。少しでも不要と思われるところや言い回しは削除し、表現方法を変えるどして「簡潔で要点をしっかり捉えている文章」に仕上げてください。

 転職希望者の履歴書において、志望動機はきわめて大きな意味を持ってきます。この欄を充実させ熱意を示すことができれば、その時点でライバルたちを一歩リードしたと言っていいのではないでしょうか。高いモチベーションを持って、時間をかけて原稿を作ってください。

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