面接は決められた時間の中で、自己の個性・仕事に対する情熱など自己アピールをする場です。ここでは、面接の場面で質問に答える時間について解説していきます。
集団面接と個人面接の違い
面接には「集団面接」と「個人面接」があり、どちらが得意でどちらが不得意かはその人の性格や個性によって異なります。2つの面接方法の大きな違いは、面接における応募者の持ち時間です。
集団面接の場合
集団面接は、5~6人の応募者を30分程度の時間で一度にまとめて対応するケースがほとんどです。そのため、一人当たりの持ち時間は5~6分のほんの短い時間となります。自分に与えられた短い時間の中でいかに自分の個性や魅力を発揮できるかが、集団面接のポイントだと言えるでしょう。集団面接が得意な人は、話の内容・声のトーンや表情など、外部から与える印象が良い人と言えます。
個人面接の場合
一方、個人面接の場合、だいたい10分程度の時間を使って面接することになります。集団面接と違いすべて自分の受け答えで時間を使うことができるため、その分内容の濃い答えをすることができるのです。そのため、集団面接の時よりもより中身を重視されていると思うようにしましょう。面接官の話を良く聴き、その質問に対して自分の人間性・価値観をしっかりと伝えられる人が、個人面接では良い印象を与えられます。
時間は1~2分でポイントを押さえる
あまり長すぎると聞いている方はうんざりしてきます。また、長くなってしまうと話しているうちに自分でも何を言っているのか、何が言いたいのかが分からなくなり、支離滅裂になったりすることもあるでしょう。特に緊張しやすい人や話が苦手な人には傾向として良く見られます。
個人面接の場合は一人あたりの持ち時間が10分程度ですので、重要な質問に対して答える時間は1分と2分のパターンを用意しておくと良いでしょう。質問の内容によっては10秒で済むこともあるでしょうから、メリハリを付けることも大事です。相手がどれほどの答えを求めているのかをきちんと見極めることが求められます。
大切なのは、その時の状況に応じて質問の答えの長さを調節するということです。すべての質問に対して2分も3分も使ってしまっていては相手をうんざりさせてしまうことにもつながります。今は1分程度にまとめるべきだ、これは少し長めに話した方がいいだろうと考えながら質問に答えることで相手とのコミュニケーションも上手に取ることができるでしょう。
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