面接中に思わず失敗してしまい失言をしてしまったということはありませんか?その場合、あなたは後にお詫びをするでしょうか。この対応方法はとても難しいところです。あなたがお詫びをすることによって相手がどう感じるか、これは相手によって全然違うからです。几帳面で実直だと思う企業もあれば、目立ちたいがために一芝居うったと思う企業もあるでしょう。
では面接で失敗しお詫びをしたほうがいいのか、もしくはどうお詫びしたらいいかということについての対処法をお話します。
お詫びをする程のことかを考える
まずはあなたが犯した失敗が、お詫びをするようなことかを考えます。失言の内容が会社、もしくは面接官個人を冒涜するものであった場合は必ずお詫びをしてください。面接で失言をしたのでもう就職の可能性はない、会うこともないだろうと考え、ならばと何もせずに放っておくのはこれから社会人になる人間としての道徳心に欠けています。
やはり人として相手を傷つけたり怒らせたりして、それは明らかに自分の非だと気付いた場合には、お詫びを入れるのがあなた自身のためでもあります。
ただ緊張して上手に話せなかったという失敗や、うまく質問に答えられなかった程度の失敗であればお詫びの必要はありません。この程度でお詫びをしてしまうと逆に相手の時間を使って目立ちたいだけの手段、もしくはスタンドプレーの目立つ行為と思われてしまいます。
早い段階で誠実に
やはり失言の内容がお詫びするに値すると思われるものであった場合、電話かメールでお詫びの連絡を入れましょう。迅速な対応を求められますので、なるべく早い段階で連絡をしてください。謝り方は犯した失敗によって様々ですが、誠実な態度でしっかりお詫びをしましょう。まず、相手はあなたのことを憶えてないかもしれないので、何をしたかを整理して報告しましょう。
5W1H(Where,When,What,Who,Whom,How)をもとに整理すると表現しやすいです。そして誠実を心がけてなるべく思ったままを口に出し謝罪します。緊張していて失敗してしまったならそれも口に出して伝えましょう。
言い訳がましくせず簡潔に言う
謝罪する際にはどうしても理解してもらいたいと思うために文章が長くなりがちですが、長い文章は言い訳がましく印象に残りますので、なるべく簡潔に書きましょう。理解してほしいオーラ満載で長々と相手の時間を割くよりも、単刀直入に素直な気持ちで謝罪したほうが相手にも好印象を与えます。
そもそも失言をしてしまった場合、まず面接の際に失言をした時点できちんと謝ることが重要です。そして相手の様子を見てまだ気になるようでしたらフォローアップのつもりで再度メールや電話で謝罪をしましょう。
また、失言をしたことによってその会社へ就職できる・できないを基準に謝罪するのではなく、人として相手に嫌悪感を与えたというところに基準を置いて謝るべきか否かを決めることが大切です。面接官と面接者という立場ではなく、一社会人としての振る舞いを心がけましょう。
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