HOMEビジネス 面接で回答に失敗した時の挽回の仕方 ——「話しすぎ」「言葉づかい」の対処法

面接で回答に失敗した時の挽回の仕方 ——「話しすぎ」「言葉づかい」の対処法

藍原優

2014/03/29(最終更新日:2014/03/29)


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by Hamed Saber
 面接を受ける際に、面接官の質問に対して思ったような回答が出来なかった場合、焦ってパニックになっている間に面接が終了してしまったといったような経験はありませんか?せっかくの面接の練習も水の泡、まったく上手に話すことが出来なかったと反省する人も少なくないと思います。

 面接時に回答する際によくある失敗のケースとして「話しすぎ」「言葉づかい」という2つがあります。ここでは、その失敗に対してどう挽回するかという回答方法をお話します。

「話しすぎ」に対する対処法

 考えがまとまらず浮かんできたものから長々と話し始めてしまい、途中でそれに気付いた場合、素直に緊張から来るものだということを伝えましょう。普段から理屈っぽいくどい表現をすると思われてしまうと不利になりますので、「申し訳ございません。なかなか緊張で考えに整理が付かず、簡潔に発言できませんでした。」と最後に加えることにより、少なくとも長々と話してしまったことを自覚しているということは伝わります。

 面接官は、あなたが自分自身を客観的に見ることができているかという点に関してもよく観察しています。従って、失敗をしたと心の中で思ったら、それに気付いているということを伝えることが大切です。

「言葉づかい」に対する対処法

 言葉づかいがおかしくなることに関しては、カジュアルな話し方や失礼な言い方になったのでなければ、多少であれば問題ありません。面接では誰しもが緊張していますので、それほど言葉使いに固執して本来発言したいことが伝えられなくなってしまうのであれば、多少言葉が荒れても自身の考えをしっかり伝えたほうがいいでしょう。

 しかし、その内容が許容範囲外のものであった場合は「不用意な発言を致しました。」や、「不適切な発言を致しました。」などすぐに謝罪することが必要です。


 
 基本的に面接というのは失敗ありきで、100%の力が出せたという感想を持つ人は少ないでしょう。面接する側もそこは理解していて、その場で流暢に対応できる人材を必ずしも求めているわけではありません。

 面接というのはあなたの発言を聞くとともに、あなたの人格、人となりを確認するという意味合いもとても大きいです。緊張することは悪いことではありませんし、会社としても入社した後にいくらでも鍛えられる部分です。あまり一つの失敗に固執してくよくよするよりも、失敗をしたことによって少しリラックスできたくらいに思っていたほうがいいのかもしれません。

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