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Webデザインの勉強を始めるときに読んでおきたい3冊の本

Shingo Hirono

2014/03/29(最終更新日:2014/03/29)


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by the bbp
 Webデザインを勉強しようと思ったとき、「これを実装するにはどうしたらいいんだろう?」と疑問を抱くたびにネット検索していると、結構な手間になってしまいます。ついつい寄り道してしまい、思わぬ時間のロスを招くことも。また色々な人の意見を見ていくのは、ある程度の基礎知識ができてからの方が参考になるものです。

 まず基礎となる土台を自分の中に作るために、系統だった教科書に沿って勉強していくべきでしょう。逆引きのような辞書的な書籍よりも、まずはチュートリアル式の書籍を数冊揃えると、勉強がはかどります。ソースコード逆引き辞典のような書籍は、辞書のようなものですので、ある程度の知識の土台ができてからの購入をおすすめします。ここではまず、土台となる知識を蓄えるのに最適な、チュートリアル形式の本を3冊紹介します。

1. デザインのルール、レイアウトのセオリー

 まずソフトの使い方から覚える、という方は意外に多いようですが、Photoshopやillustratorを使ってデザインをする前に押さえておきたいのが、「デザイン」の基礎です。この本は、実例画像とともに、そのデザインの良さやレイアウトの良さがどうして生まれるかを、解析、解説してくれる内容となっています。「あのデザインは格好いいのに、似て非なるこのデザインはイマイチに感じる」「プロとアマのデザインはなんで印象が異なるんだろう」などといった経験がある人は、必読と言えるでしょう。

2. HTML/XHTML&スタイルシートレッスンブック

 Webサイトがどういった仕組みで動いているのかを知らなければ、Webを機能的に、かつスマートにデザインすることはできません。この本は「Webページって何で作るの?ワード?メモ帳?」というところから、サイト構築に必須のサイト設計、HTMLやCSSのことまで、とても丁寧に説明してくれます。チュートリアル形式で1つのページを実際に作っていくので、達成感もあり、実務能力が身につくところも魅力的。

3. WordPress レッスンブック 3.x対応

 こちらは、「Photoshopやillustratorは一通り使える。HTMLもCSSもだいたいはわかる。でもPHPはプログラマーの範疇だから、最近よくきくCMSやWordPressのテンプレートデザインがよくわからない」という方におすすめの、WordPressデザイン解体新書です。PHPの知識がなくとも読み進められます。また、どうやればWordPressで構築されたサイトのWebデザインをいじれるのか、チュートリアル形式で身につけられるので、WPで構築したサイトのWebデザインについて知りたい人におすすめです。

 WordPressなどのCMSで構築されたサイトデザインには、WebデザインとWebプログラム、双方の知識が必要になってきます。浅く広く、偶に深く知識を蓄え、自分の得意分野を知り、不得意分野を補うように、上手に書籍を利用して勉強していきましょう。

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