スピーチはライティングと違い、自分の口で表現して思いを伝えなければなりません。英語のスピーチでは、発音やアクセントを気をつけるのはもちろん、表現力を練習して、聞き手に自分の本当に伝えたいことを理解してもらわなければ、スピーチの意味がありません。また、だらだらとした構成の無いスピーチも意味のないものになってしまいます。英語のスピーチは、「Introduction」、「Contents」、そして「Sonclusion」という3つの構成からできています。ここでは、その一つ一つを紹介していきます。
<Introduction>
これは、いわゆるスピーチの最初の挨拶や目次のようなもの。聞き手の興味をグッと掴むところでもありますが、言い換えれば、ここで失敗すると聞き手の興味を無くしてしまうことに繋がるので、注意が必要です。
「Introducsion」では、自分のスピーチの大まかな内容と、次の「Contents」で何を話していくのかをさらっと述べます。そうすることで、聞き手があなたのスピーチ内容を理解し易くなります。この時点で、スピーチのメインポイントを述べても良いですし、どうしてそう思うのかといったストーリーなども簡潔に述べると、聞き手の関心を惹くことができるでしょう。
<Contents>
「Contents」はスピーチの中身。あなたがそのスピーチで伝えたいことに対して、どうしてそのように思うのか、根拠や理由はあるのかを具体的に述べるところです。根拠や理由を述べる際は、間違いのない情報を聞き手に伝えることが必要なので、リサーチもしっかり行いましょう。
「Contents」はスピーチの中でも一番時間を費やすところですが、だからといって長々と話をするのは避けましょう。簡潔にポイントだけを伝えるのが、英語のスピーチでは大切です。
<Conclusion>
スピーチの最後、「Conclusion」はまとめと終了になります。ここではあなたがスピーチで伝えたいこと、つまり、メインポイントを復唱しましょう。そして、簡潔に「Contents」での内容を触れ、聞き手の頭の中で内容を整理をさせるのです。この「Conclusion」が終わった時点で、聞き手全員があなたのスピーチやスピーチの目的などを理解していなければ、あなたのスピーチは成功したとは言えないので、最後まで気を抜かないようにしましょう。
たった3つの構成から成り立つ英語のスピーチですが、この骨組みを理解しながらスピーチをすることが大切。逆に言えば、この構成に沿ったスピーチであれば、あなたの伝えたいことはしっかりと聞き手に伝わるでしょう。
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