入社したての新入社員は、これから仕事をするにあたって様々な思いを描くことでしょう。社会人としてのマナーももちろん、仕事にいかに取り組んでいくかを考えていかなければなりません。
そこで大切なことは、仕事を覚えていくにあたり、どのような目標の立て方をすればよいかということです。同じ仕事をするにしても、目標を立てるか立てないかによって身につくことが変わってきます。今回は、そのための目標の立て方について紹介していき対と思います。
1. 目先の仕事の中で何を学ぶのかを考える
新入社員は最初のうちは、できる範囲のことをということで、作業的な業務がメインになります。決まった手順通りに事を進めればこなせるような内容のものです。そんな業務をこなす中でも、目標を立てていれば取り組み方も変わってきます。単純な作業に飽きてくるのか、そこから何かを学ぼうとするのかです。まずは、どんな内容の業務であっても学ぶべきことがある事を知っておくことが必要です。
2. 仕事の基礎を身につける
基礎と一口に言っても、様々な捉え方があります。ここで言う基礎とは、仕事を与えられてこなすスタンスではなく、自ら仕事を探し出すことができる能力という意味です。つまり、自分が携わっていることから課題や問題点を見つけ出し、その解決策を考えて仕事の効率と品質を上げていくことができる能力です。それをいかに身につけるかが、新入社員が目指すべき目標と言えます。
3. 自ら考えることが必要と知る
けれども、そのような能力を身につけるために、先輩社員が手取り足とり教えてくれるわけではありません。どうやってその能力を身につければよいのかさえも、自分で見つけ出さなければなりません。
そのために、最初のうちに与えられた仕事にいかに取り組むのかが大事になってくるのです。同じことを繰り返すにしても、どのようにしたら効率良く、品質を上げることができるのかを常に考えながら取り組むことによって、考える力がついてきます。洞察力が身につくのです。
そして、仕事の本質にまで考えを巡らせることができるようになれば、ひとつの目標を達成できたと言えるでしょう。
4. まとめ
新入社員の目標の立て方は、突き詰めて考えると物事の本質を見極めることと言っても良いでしょう。なぜその仕事をするのか、それはどんなことに通じているのか。そう思えるようになれば、それを必要としている人のために、より良い仕事を心掛け、無駄を省いて効率を高めようとするようになります。
その過程で問題点も目につき、自然と解決策を考えるようになります。そして、その後は何を次の目標にすればよいかが自然と頭に浮かんでくるようになります。そのため、まずは目の前の仕事に全力で取り組むことを頭に入れておけばよいでしょう。
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