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正しい英語の発音が身につく!ネイティブに近づく英語の発音練習方法

U-NOTE編集部

2018/04/02(最終更新日:2018/04/02)


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正しい英語の発音が身につく!ネイティブに近づく英語の発音練習方法 1番目の画像

 日本語の発音と英語の発音を比べると、日本語のほうが単調でシンプルな印象を持つ人が多いのではないだろうか。

 日本語よりも多様な音を作り出す英語は、日本語の音域の倍ほどあるのだ。

 そこで本記事では、日本人が苦手な英語の発音練習のポイントについて紹介しよう。

英語の発音練習の必要性とは

 英語の発音を練習することのメリットは何だろうか。

 以下に英語の発音を練習する必要性について説明していきたい。

英語の発音練習をする理由:①英語の発音練習で自信をつける

 まず、英語の発音練習は自分の英語力に自信をつける上で非常に有用である。

 日本人のほとんどは英語の発音に苦手意識を持っており、人前で英語で話したがらない傾向にある。

 発音に自信が持てれば、英語を話すことに躊躇する気持ちも少しは和らぐもの。

 英語の発音を練習して、自分のスピーキング力に自信を持とう。

英語の発音練習をする理由:②カタカナ語・和製英語を避ける

 また、英語の発音練習は、カタカナ語・和製英語による発音の誤りを矯正するためにも必要である。

 日本にはカタカナ語・和製英語が数多く存在する。カタカナ語のほとんどは、本来の発音とは大きく異なるのが事実だ。

 例えば、カタカナ語の「シャンプー」は最初にアクセントを置くが、英語では後ろにアクセントを置く。

 「少しばかりアクセントが違うだけで、カタカナ語でも十分に通じるだろう」と思っていると、相手に伝わらないこともある。

 カタカナ語・和製英語の発音を正すためにも、英語の発音練習大切なのだ。

“英語の発音練習の正しいやり方”とは?

 英語を話す機会が少ない日本で、正しい発音を練習することは難しい。

 そこで、日本にいながらもできる、英語の発音練習を紹介しよう。

【英語の発音練習①】発音記号を覚える

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 ひっくり返った「e」などの発音記号を覚えることは、発音練習の基礎である。

 まず発音記号をマスターすることで、英単語の正しい発音を文字だけで理解できるようになる。

 「この単語の正しい発音がわからない……」という場合には、英和辞典や英英辞典などの辞書で単語を調べてみよう。

 辞書の単語の横には発音記号が記されているため、発音記号を知ってさえいれば辞書で発音を調べることができる。

 発音練習を始める際は、まず発音記号を覚えてほしい。

【英語の発音練習②】英語を聞く

 ネイティブが話す英語を聞かない限り、なかなか発音は矯正されないもの。

 発音を学習するための教材やドラマ、映画、洋楽……どれでも構わないので、とにかく英語を耳にしよう。

 自分が特に苦手だと思う発音を意識して聞いて、一緒に口ずさめるとベターだ。

【英語の発音練習③】ネイティブスピーカーに正してもらう

 自分の英語の発音があっているか心配な場合は、ネイティブスピーカーに聞いてもらおう。

 英語圏の友人がいればその人にお願いすればいいが、そうでない場合は英語コミュニティや英会話教室の先生などに聞いてもらうといい。

 少し勇気はいるかもしれないが、快くお願いを聞いてくれるだろう。

 誤った発音があれば指摘してもらい、正しい発音を自分のものにしたいところだ。

【英語の発音練習④】自分の音声を録音する

 自分の音声を録音することは、発音練習で非常に大切である。ただ発音練習するだけでは、自分の発音をしっかりと聞くことはできないからだ。

 自分が英語を話している録音を聞くことで、客観的にネイティブスピーカーの発音との違いを知ることができる。

 参考書の文章や映画のセリフなど、読む原稿は何でもOK。ぜひ自分の音声を録音し、発声練習する方法を試してみてほしい。

効果的な英語の発音練習方法4つ

  • 発音記号を覚える
  • 英語を聞く
  • ネイティヴスピーカーに正してもらう
  • 自分の音声を録音する

日本人が間違えやすい英語の発音練習

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 英語には日本語にはない発音が多く存在する。

 以下に日本人にとって難しいと思われる発音を紹介するため、練習して苦手を克服しよう。

【日本語にない英語の発音の練習①】th

 「th」を日本語で表現することは難しいが、あえてカタカナで表現するなら「ス」や「ズ」という音だ。

 舌の先端を歯で噛む形で発音する。

 thousandの「ス」は無気音で息を吹きかけるよう発音し、thisの「ズ」は有気音で音をだすのが正解だ。

 舌を噛まない「s」や「z」の発音と同じにならないように、区別することを心がけたい。

【日本語にない英語の発音の練習②】rとl

 「r」と「l」はいずれも日本語のラ行にあたるので、区別が非常に難しい。

 2つの発音をマスターしないと、rice(米)とlice(ノミ)のように恥ずかしいミスをしかねない。

 「r」は舌を口の天井につけないで発音し、「l」は舌を口の上の出っ張った部分につけて発音する。

 「rice」と「lice」を区別して発音できるように、練習しよう。

【日本語にない英語の発音の練習③】hとf

 「h」と「f」も、いずれも日本語のハ行にあたるため、発音を混合させやすい。

 hatの「h」は口を開いて発音し、比較的日本語のハ行に近い。

 fatの「f」は下唇を歯で噛みながら発音するので、注意して発音しよう。



英語の発音練習で押さえたい「文章の区切り方」

 英語は文章を区切ってみると、発音練習がしやすくなる。

 以下に英文の区切り方について説明するので、発声練習に長文を用いるときには参考にしてみてほしい。

英語の文章を区切った発音の練習

 「It was so hot outside that I was staying home」という文章がある。

 この文章を区切るのであれば、thatの後ろだ。

 では、先に紹介した例文よりも長い文章、下記の文はどこで区切るのが適切だろうか?

「When I was young, I used to play video games with my friends, but now I do not」

 この文の場合は、カンマで区切ることができる。

 長い文章も一息で読むのではなく、新たな主語の前で一旦区切ると発音しやすいはずだ。

英語の発音練習に使えるアプリ&サイト

 英語の発音練習に使えるアプリやサイトも存在する。

 なかなか練習に時間がかけれない人は、アプリやサイトを使って隙間時間に練習することをおすすめしたい。

【英語の発音練習アプリ&サイト①】English Central

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 ユーザーの録音した発音をコンピューターが採点してくれるアプリだ。

 多数ある動画から自分で選び、動画内に出てくる字幕に合わせて発音する。

 ネイティブと比較して違う発音を検知し指摘するため、正しい発音が学べる優れものだ。

 コンテンツごとの難易度があり、発話したセンテンスごとにスコアが加算されるためゲーム感覚で楽しめるだろう。

【英語の発音練習アプリ&サイト②】本気で英会話!ペラペラ英語

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 帰国子女とTOEIC950点超のメンバー陣が共同開発したという英語学習アプリだ。

 英会話集でネイティブの発音を聞きながら発音を学べる。

 また、コンピューターとのチャットで、英会話での会話モードを楽しむことができるアプリとなっている。

 他にも名言集などがある機能充実したツールとなっています。

【英語の発音練習アプリ&サイト③】英語発音がよくなる10のコツ

 間違いやすい音の違いや発音の仕方について、学ぶことができるサイトだ。

 苦手部分をしっかり認識し理解することで、英語の発音をより上達させることができる。

 発音に加えて、英語のイントネーションについても書かれているので、英語でのコミュニケーション力は一気に伸びるだろう。

【英語の発音練習アプリ&サイト④】NaturalReader

 英語の発音を聞くことで学べるのが、このサイトの特徴だ。

 パソコンに自分の読ませたい文章を入れると、それにあわせて読み上げてくれる。

 自然なネイティブの発音で読まれるので、発音をするときの参考になるのではないだろうか。

【英語の発音練習アプリ&サイト⑤】Forvo

 英語の単語を実際にネイティブの方が読み上げたものが保管されているサイトだ。

 単語をどのように発音すればいいのか、実際に聞いて学ぶことができる。

 ネイティブスピーカーがボランティアで発音し録音したもののため、かなり実践的なサイトといえる。


 本記事では、英語の発音練習に関するポイントを紹介してきた。

 日本人にとって、英語の発音は難しいもの。発音をマスターすることで、自分の英語の自信がつくので、ぜひ練習してほしい。

 英語に自信がつけば、英会話はもっと楽しくなるはずだ。


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