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面接官に「面白い!」と興味を持たせる自己紹介の内容と構成

Shingo Hirono

2014/03/28(最終更新日:2014/03/28)


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by paul bica
 面接の前に、聞かれるであろう質問を事前に準備することでしょう。その中でも自己紹介は最初に聞かれることが多く、内容の良さに加えてインパクトも出していきたい、と思う人も多いのではないでしょうか?

 面接で相手が興味を思わず持ってしまう、面白いと感じさせる自己紹介。基本の自己紹介の構成から、面白いと思わせる自己紹介のコツまでまとめました。

自己紹介で押さえておきたいポイント

 まず、自己紹介についての基本的な構成から見ていきましょう。自己PRや志望動機と混同してしまいがち。自己紹介は、簡潔明瞭にまとめた自分の挨拶をする場所なのです。基本的には下記を軸に構成を考えると良いでしょう。

・挨拶
 在籍している大学、学部名や学科名、氏名、面接の挨拶を簡潔に伝える

・過去
 出生場所や生い立ち、子供の頃に経験した今とは違う一面を紹介する

・現在
 大学やサークル、アルバイトやボランティアなど、現在の生活の中心となっている自分の立場を紹介する

・未来
 過去、現在から繋げた会社への夢を手短に伝えて締めくくる

 ポイントのみをまとめた30秒程度のものから、軽いエピソードを交えた1分、幅広いエピソードや考えを加えた2分といった、状況に応じていくつかの尺を用意しておくのがオススメ。構成の軸をしっかり押さえておけば、複数用意することも用意になるため、面白いと思わせるポイントも考えやすくなってきます。

「面白い」と思わせるには、いかに興味を惹かせるかが鍵

 そして、面接で相手に面白いと思わせる自己紹介。その内容は、いかに興味を惹かせるかが大切になってきます。「面白いと思わせる」と聞くと、つい目立ったり相手を笑わせるイメージを抱きがち。とはいえ面接は、同じ職場で働く仲間を会社が選ぶ場所。突拍子もない発言や笑えると思った言動も、苦笑いで終わってしまったり、悪目立ちしてしまうこともあります。例えば、

・ネガティブな話題からポジティブな結末、その間の展開に興味を持たせる
・人とは違うエピソードを織り交ぜて、意外性を持たせる
・過去や現在から経験したものを、どう会社で活かしていくのか面白味を持たせる

 などで面白さを表現するのがオススメです。もう少し具体的に見てみると、

・英語の話せない私が、3ヵ月ホームステイ
・習得に時間のかかる語学、ならばコミュニケーション能力を高める
・結果的に手に入ったのは、知識と伝達力。営業活動でどう活かすのか

 というようにすると、「なぜ突然ホームステイを始めたのか?」「コミュニケーションでどう言葉をフォローできるのか?」「両方手に入れたポイントは?」など面接官も次の質問を思い描くことが出来るでしょう。


 相手に面白いと興味を惹かせる自己紹介。ポイントや軸を押さえた内容で、次の質問に繋げていくのが重要になってきます。面接の最初で、相手に興味を持たるためにも、ここで紹介したことを参考に自己紹介を考えてみると良いでしょう。

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