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組織でリスク管理に取り組むときの役割分担で気をつけたいこと

藍原優

2014/03/28(最終更新日:2014/03/28)


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by d'n'c
 組織として、リスク管理に臨むときに、それぞれ役割分担を行ってリスクに対処する場合があると思います。役割分担をすることで、1人にかかる負担を減らすことができるでしょう。ここでは、リスク管理をする際に役割分担をするときに気をつけたいことを紹介したいと思います。

リーダーはプレーヤーになってはいけない

 組織の人数があまり多くない場合は特にそうですが、仕事の分担量としてリーダーがプレーヤーになる余裕がないことが多いと思います。リーダーは組織全体のためにリスクを担わなければならず、問題に直接関わると負担が増大してしまいます。リーダーに求められる役割としては比較的「聞き手」に回ることです。同じ組織内の部下からの報告を常に受け、自分より指揮系統として上の者に様子を説明するというのがリスク管理するためのリーダーに求められる役割です。役割分担をするときに、リーダーとなる人は、まず、自分の役割である連絡や連携、相談役という仕事を全うしましょう。

1人ずつの役割を明確にする

 1人1人に定量的な目標、あるいは仕事の分担を与えることがリスク管理につながると考えます。リスク管理で役割分担をするときに役割が曖昧になっていたり、役割を複数の人数で担わせてしまうと、責任の所在や、リスクへの対応の遅延につながってしまいます。しっかり、1人ひとりが、関わるリスクを明確にしておきましょう。


 ここでは、リスク管理をするときの役割分担で気をつけたいことを紹介しました。リスク管理をチームで取り組むときは、リーダーの責任を分散し、ここで責任の所在をしっかりと確認する必要があります。ここで紹介したことを意識してリスク管理を取り組みましょう。

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