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【2つのケース別】転職先への入社が決まった際に関係者へ出す挨拶メールの「基本的なルール」

Shingo Hirono

2014/03/28(最終更新日:2014/03/28)


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by Konstantin Leonov
 転職先への入社が決まったら、関係者各位に挨拶メールを出さなければなりません。しかし、内容はどうすれば良いのか悩んでしまうという人も少なくないはず。手紙を書く機会は少なくなってきましたが、ここでは手紙とメールの2つの場合に分けて、挨拶メールの書き方のルールを紹介していきます。

手紙で挨拶文を書く場合

 まず手紙の書き方のポイントを紹介していきます。手紙で挨拶メールを書くときは、

・頭語
・時候の挨拶
・用件
・書いた日の日付け
・結語
・書いた本人の名前や住所

 という順番で書いていきます。頭語とは、「こんにちは」に当たる部分の言葉で「拝啓」や「拝呈」のこと。手紙の内容によって頭語も変わってくるのですが、今回は転職者の入社が決まったときの挨拶ということなので、「拝啓」を使うのが良いでしょう。また頭語と結語はセットで必ず使うため、「拝啓」の時は「敬具」、「拝呈」の時は「敬白」と決まっています。

 次に書くのは、時候の挨拶。ここでは定型句を書いても良いですし、その季節が感じられるような事をオリジナルに書いても良いでしょう。用件は、入社が決まった時に書く挨拶メールということなので、「○月末に株式会社×××を退職し、△△会社に勤務することになりました」という文面を書きましょう。後は、日付、結語、本人の名前や自宅の住所、入社決まった会社の住所等を書けばOKです。

メールで挨拶文を書く場合

 メールで挨拶の文面を書く場合も、手書きで書く手紙と基本的に書く内容は同じ。頭語と結語はメールの場合、省略しても構いませんが、それに代わる挨拶の文面を書くようにしましょう。

 メールの場合は、最初に「○○課の○○です」と名乗ります。それに続いて「メールで大変恐縮なのですが…」などと少し断りの言葉を書いてから、転職が決まった事、今後の予定、引継ぎの事などを書いていきましょう。お世話になった人には感謝の気持ちも忘れずに記載し、最後に名前と連絡が取れるように転職先の住所・メールアドレスを必ず書きます。


 慣れない挨拶メールを書くのは多少面倒な事かもしれませんですが、気持ちよく次の職場に移れるためにも、きちんとした挨拶メールを関係者に送って感謝の意を示すようにしましょう。その一手間が、今後の人間関係の発展にもつながっていくのではないでしょうか。

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